ひらつかウオーキング協会

□ウォーキングの一言(2016年3月)

□ウォーキングの一言(2016年3月)

たまには長距離ウォークを

 久しぶりに体力測定のつもりで100Kmウォークに挑戦してみました。

 結論から言えば途中で断念し、50キロのIVVをもらってのリタイヤです。



 2月12日の金曜日。今日一日休みでしたので、ゆっくり行こうと8:30の電車に乗り、とりあえず目的地の姫路に向かいました。

 8:28平塚にて熱海行きに乗車。

 9:37熱海より島田行に乗車

 11:30島田にて浜松行きに乗車

 12:20島田から豊橋行きに乗車

 13:30豊橋から快速の大垣行きに乗車

 14:41大垣にて米原行きに乗車

 15:18米原にて新快速播州赤穂行に乗車

 17:47姫路到着

 9時間半近くの長い電車道中でしたが、最近話題の週刊文春を読み、デジタル文庫一冊を読み、景色を眺め、ウトウトしているうちに目的地に到着しました。

 駅を出ると広い道路の向こうはライトアップされたお城が見えます。駅から一直線の位置にお城があり、思わず夜のお城でもと思ったのですが、ろくな昼食を食べていなかったため、とにかく腹ごしらえをと思い、夜のお城はあきらめました。

 ホテルにチェックインして早々に夕食のために居酒屋へ。「ひねポン」なるものがあるため注文。ひねた鳥を焼いてあり、ポン酢しょうゆで食べる焼き鳥。歯ごたえがあり美味しいじゃんケ。

 連れが来るまでホテルで一休みと思い再びホテルへ。

 遅れて到着した友人と合流して再び夜の街へ。別の居酒屋で焼き鳥を。ここにも「ひねポン」があった。よく見るとこの辺焼き鳥屋だらけ。どこの店の看板にも「ひねポン」の文字。姫路は焼き鳥と「ひねポン」の街なのか。

 もう一軒行こうということになり、今度はワインバーに。手頃なワインを注文すると、大きなボトルが出てきて、飲んだ分だけ後で請求するとのこと。エスカルゴ等を食べ、ワインをしこたま飲んでこの日は終了。

 昔、若かりし頃、新宿のコンパ(こんな言葉が今あるかどうか知らないが)で同じようなシステムがあったのを思い出しました。もっともアルコールはウイスキーでしたが。

 このシステムはいいんですが、合計値段がわからないため、どうしても飲みすぎるのが玉にキズです。



 13日。朝食を食べて姫路城に。昨夜の夜行バスで現地入りした仲間と合流し、4名にて白く塗りなおした姫路城をゆっくりと見物。門を入ると小学生のマラソン大会の真っ最中。大勢の観客の合間を縫って天守閣に。

 どこのお城も天守閣を中心とした建物しか残っていないのにここは西の丸まで残っており、壮大なお城の風景。白壁の下の方は塗りなおしたばかりだというのに、早くも黒カビがちらほら。

 それにしても立派なお城に目をみはるばかり。

 10:30受付の開始時刻です。お城見物は終わりにして受付場所に。

 受付を終了しても残りの三名の姿は見えないままに、出発の準備を行っているうちに合流。

 12:00が出発時刻です。この頃雨がちらほら振り出し、慌ててカッパの用意を行い出発。



 参加者約400名は、先導に誘導されてまずは姫路市内を約一時間のウォーク。その後国道2号線に。私と友人B氏の二人旅です。あとの仲間はそれぞれに大阪城に向かっています。

 このころになると雨も一段と激しくなり、早くも靴の中に浸透してくる始末。雨は嫌だ。

 昼食もとらずに出発したため、お腹はすくは、相変わらず雨は降るは。そうこうしているうちに曽根駅前に到着。駅前のコンビニに入り、だいぶ遅れた昼食を購入し、店の前でおなかに入れて再出発。



 少し長めの合羽を着ているため、ズボンに入れた地図を取り出すこともできず、というより、雨が入るのと、汗でズボンも濡れ、当然地図も濡れ取り出してみることもできず。

 何処を歩いているかよくわからないうちに夜のとばりが。周りの景色がよく見えないため、ただただ一目散に歩くだけです。100キロを歩くと必ずナイトウォークとなりますが、景色の見えないウォークはあまり楽しくないのは私だけでしょうか。おまけに雨が降っているし。

 個人的には同じ24時間ならば、朝6時頃から二日間歩いたほうが楽しいのではないかと思うのですが。主催者としては連続して歩かせた方が宿泊場所の世話などを行わなくてよいため、楽なことはわかりますが。もっとも連続して100キロを歩くことに意味もあるのですが。



 私たちは既に明姫グリーンロードに入っており、加古川を渡りようやく姫路市を抜けたのかと。

 ひたすら明石のチェックポイント兼45キロのゴール場所に向かうのですが、手持ちの水がなくなり、どこかに水はないかとキョロキョロしているうちにお寺の庭に水道があるのを発見。早々に水の補給を行い、雨の中を先に急ぎましたが、しばらくすると友人の水がなくなり、今度はコンビニか、自販機を探しながらのウォーク。

 一体何分歩いたことでしょうか。行けども行けども自販機がなければ当然のようにコンビニもなし。先程渡った加古川から15キロも歩いた頃でしょうか。コンビニらしき建物が見えてその先にイオンの看板が見えてきました。水が買える、トイレも使えると思いきや、コンビニではなく飲食店。仕方がないのでイオンでと思ったがあまりにも大きく、中に入るのをためらう始末。イオンの前を通り過ぎりと上新電機があり、店先に自販機が見えたため、とにかく水分補給。店を覗くと入口手前にトイレがあるため借用することに。

 少しスッキリして再出発です。

 しばらく行くと西明石駅。ここで再び二号線に。このころはもうすっかり100キロを歩こうと思わなくなり、45キロで終わりににしようと。

 今回の100キロは、ゴール設定が舞子公園(45キロ付近)と大阪城(100キロ)の2カ所です。舞子公園の先に行くと、スタートから24時間以内にゴールしないと肝心のIVVがもらえなくなる設定ですので、とにかくもIVVがもらえる舞子公園目指します。

 西明石の駅を出て、しばらく歩くと明石の駅です。舞子公園は、明石の明石海峡大橋の明石側ですので、もうゴールについたも同様と思い歩くのですが、行けども行けども舞子公園につきません。おまけに、2号線の歩道が終わってしまいました。よく見ると右手の道路の歩道を歩くウォーカーが。

 本来は、明石の駅から南に折れて、海岸沿いの道路を舞子公園に向かうのを、そのまま2号線を歩いたため、歩道がなくなってしまったようだと気づき、慌てて道路を横断し向かいの道路の歩道に移りました。

 それから30分も歩いたでしょうか。時間は21:15を少し過ぎています。ようやく舞子公園先のチェックポイントに到着し、おにぎりと水を頂き、終了を宣言。無事にIVVをゲットしました。



 全身ずぶぬれです。とにかく少し着替えようと舞子駅に隣接するビルの中で身支度を。といっても、リュックカバーを付けていたにもかかわらずの中まで雨は浸透しています。

 それでもカッパを脱ぎ、上着を脱ぎ、リュックの中に寒さ対策のために入れておいた薄手のダウンを羽織り一段落。

 びしょ濡れの合羽、上着等をビニール袋に詰め込み駅に入ると、5分くらいの待ち時間で米原行きが来ました。電車に乗り、とにかく大阪まで行こうと思い、大阪のホテルを探すのですが、安価なホテルがすべて満室。カプセルホテルも満室。

 大阪に単身赴任している友人Tに連絡しヘルプ。友人Bと二人で転がり込むことに。とにかくアルコールと食べ物をコンビニで調達し友人宅に到着。

 早々にシャワーを借り、濡れたものは洗濯機に放り込み一息ついた状態に。びしょ濡れの靴は、ドライヤーを使用して乾燥させてもらいながら、購入したアルコールを飲んでいるうちに、洗濯が終わりクーラーを効かした室内に干してもらい明日までには乾くことを期待して就寝。

 この時間ともに来た3名はいまだ100キロにチャレンジ中。

 

 翌朝起きてから歩いている仲間に連絡すると、ゴール前まで来ているが足がボロボロとのこと。ここまで来ているためとにかくゴールに向かって歩くとのことで、結局3名は足の裏を除けば無事に完歩しました。あの雨の中すごい連中です。

 ちなみに、終わってから主催者に何名くらいゴールしたか確認したところ、100名くらいとのことでした。



 結局完歩した3名とは合流できず、完歩できなかった4名と、大阪の友人、名古屋から応援に来た友人と居酒屋で怪気炎?を上げて解散しました。



 それにしても、「もう雨の長距離は嫌だ。景色の見えない夜は歩きたくない。」と改めて思った「姫路城から大阪城までの100キロウォーク」でした。
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