ひらつかウオーキング協会

2016年9月 「ポケモン Go」と ウォーキング

「ポケモン Go」と ウォーキング
 今回は昨今社会的現象となっている「ポケモン Go」を行いながらのウォーキングについて、つらつら記載してみたいと思います。
 先日、ウォーカーの方に訪ねたのですが、いつもウォーキングに勤しんでいる方は思ったより「ポケモン Go」は行なっていないようでした。
 私の心配は、「ウォーキングを行いながらのポケモン探し」による事故の発生であり、歩行時のトラブルでしたので、イベントに参加しているウォーカーの皆さんに関しては、心配することはないのかなと思ったところです。

 ところで、「ポケモン」といえば、「ピカチュウ」を代表とした「ポケットモンスター」の略語であり、約20年前にゲームボーイ用のソフトとして発売され、小学生を中心に爆発的なヒットとなり、以降、アニメ化、キャラクター化等が行われ現在に至っている商品であり、今や世界中にファンが存在しているといわれています。
 ゲーム自体は、ポケモンという不思議な生物がいる世界において、ポケモンを自らのパートナーとしてポケモン同士を戦わせる「ポケモントレーナー」達の冒険を描くロールプレイングゲームであり、アニメの場合は、サトシと呼ばれる少年達が、ポケモンをパートナーとして冒険の旅に出るといったストーリーが作られています。
 ピカチュウをはじめとしたポケモンは、現在までに約750種類登場しているといわれています。

 「ポケモン Go」は、どのようにして遊ぶのかというと、本人がポケモントレーナーとなり、ポケモンをとらえて育成することによって、ポケモン同士を戦わせたり、ポケモンをたくさん集めて、「ポケモン図鑑」を作ったりして遊ぶほか、現実世界の画面にポケモンが登場し、ポケモンを含めた写真を写すことができるなどの面白さもあります。
 ポケモンを育成すると言いますが、ポケモンの中には進化するポケモンがいますので、「ほしのすな」「ポケモンのアメ」を集めて進化させたり、強化させたりするわけです。
 また、ポケモンを戦わさせてケガをさせたりするときに必要な「キズグスリ」等も必要となります。
 細かな遊び方については省略しますが、世界中で問題となっていることはポケモン集めが第一と言えます。
 スマホの画面を見ながら歩くことにより、他人と衝突してみたり、転倒してみたり。ひどい人になると自転車に乗りながら、または、自動車を運転しながらスマホに夢中になり事故を起こすなど。
 
 ウォーキング中に問題になることはどんなことかと言いますと、やはりスマホを見ながらの「ながらウォーク」に多くの意危険が潜んでいるといえます。
 ポケモンを捕まえるためには、ポケモンが出現した時点において捕獲行動を行うわけですが、ここに問題があるといえます。
 ポケモンが出現すると、スマホを振動などさせて知らせてくれるますが、直ぐ側にいるとは限らず、ポケモンの傍までスマホを見ながら近づいてゆく必要があります。また、ポケモンを捕獲するためには、ポケモンにタッチを行い、画面を通じて実際の風景上に現れたポケモンに対して、モンスターボールをスワイプして投げることにより、捕まえることが可能になります。
 このときは、立ち止まって操作を行うわけですが、周囲の方から見ると、歩いている最中に急に立ち止まって操作することになりますので、すぐ後ろを歩いている方などは衝突してしまう危険が大きくなるわけです。
 すなわち、ウォーキング中の「ながらウォーク」となり、団体歩行の場合は列を見出すとともに、転倒の危険が大きくなります。
 自由歩行の場合も危険性は同じことが言えます。また、ポケモンの捕獲に夢中になると、周囲が目に入らなくなるため、気が付いたらウォーク仲間が一人もいなくなったなどということも出てくるような気もします。


 しかし、「ポケモン Go」とウォーキングを両立させるための方法もあります。もちろん、一般のウォーキングイベントに参加しての両立はあり得ませんが。
 どのような方法があり得るかというと、「サンドイッチウォーキング」が最適な両立方法と言えます。
 サンドイッチは、パンとパンの間に具が挟まってできています。幸いなことと言えるのか、使い勝手が悪いというのかは別として、「ポケモン Go」を行っていると、信じられないくらい早く電気を消耗します。この解消を含めて「サンドイッチウォーク」を行うわけです。
 ご存知の通り、サンドイッチは、具を両方のパンで挟んで作られています。この原理をウォーキングに応用するわけです。
 パン:ウォーキング及びスマホの充電時間
 具 :ポケモン探しをする公園、水辺など
 したがって、当日ポケモン探しをする公園、場所などを選定したのち、ウォーキングコースを作成するわけです。これにより、「パン・具・パン・具・パン・具・パン」と繰り返すことにより、ウォーキングとポケモン探しを両立させることが可能になるわけです。


 参考までにあるサイトに記載されているポケモンの巣を明記してみます。もちろんこのほかに皆様のお近くの公園においても出現すると思いますので、ポケモンを捕獲する場合などは、パン(ウォーキングコースの設定)、具(ポケモン出現場所)をプランニングしてお楽しみいただけたらと思います。
 岸根公園:ガーディー、ドードリオ等
 赤レンガ倉庫:ガーディー、ニョロモ等
 野毛山動物園:ストライク等
 小田原城:タマタマ等
 海風公園:ピカチュウ等
 平塚総合公園:メノクラゲ等
 
 皆さんのご自宅側の公園、河川敷、提携しているお店の側など、具となる場所は身近に存在していると思います。
 「ポケモン Go」とウォーキング。安全に楽しんで頂けるようお願いいたします。
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