おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

おっと クリスマス・イブ

2011-12-24 19:24:32 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 美しい橋】

 ワシがほぼ毎日2度通る、大井川にかかる道路橋だがワシはこの橋が好きである。
昭和3年3月竣工のこの橋は、橋長1026.4m幅員は7~8m。形式はプラットトラスであろうか、簡単に言うと鉄骨を三角形に組み合わせた形の鉄橋である。

 その繊細な部材を美しく組み合わせてある。部材同士の結合には現在はボルト・ナットを使用するが、当時はリベットと言って金属板や鋼材などをつなぎ合わせるために打つ鋲(びよう)、つまり頭部が半球状の金属棒で、それを真っ赤に熱して金属板同士の穴に差し込み、リベットハンマーと言うもので反対側を打ち接合するものだ。タン タン タン タン

 ちなみにこの接合工法は、ワシが中学校の頃まで普通に使われていて、東海道新幹線(当時は夢の超特急と言っていたが)も鋼橋は(たぶん)すべてリベット接合であった。当時はボルトナットの信頼性が低く、重要部材には使われなかったのだ。今は高張力鋼のボルトナットを使用する。

 これら17の橋にすべて番号が振ってあることにある日ふと気付いたのだ。
下の写真を見てほしい。

Photo
 この個所に番号が振ってある。
拡大すると

Photo_2

 この場所だ。
長谷部の番号じゃあないぞ。
今度通った時に見てほしい。なに?知っていただと?

 昭和3年当時の職人が、リベットで付けたその時の気持ちが感じられる。
この橋は戦前のものとしては最大級と言われている。
狭くて不便でしょうがないけれど後世に残したい橋ではある。

【クリスマス イルミネーション】

 おっと、今日はクリスマスイブ
昨年を除き、毎年今日のこの晩に一夜限りで故郷の山にでかい「クリスマスツリー」が出現するのだ。
ことしもきれいなクリスマスツリーが見える。うさぎもちょこっと顔を出しているのがカワイイ

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 毎年、この日のためにクリスマスツリーを飾ってくれてるグループの人達に感謝。