おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

システムキッチン抽斗(ひきだし)の補修

2019-04-15 17:17:44 | 日記

【今日の オールステンレスのつもりが】

2004年にキッチンの大改修をしたのだが

その時に(当時の)高級なクラスの、ステンレスシステムキッチンに大枚をはたいた。

ああ、それから15年。

抽斗の底の一部に錆(さび)が見受けられる。早めに手当てをした方が良いなあ。

と、思いながら”面倒くさい”が先に立ってそのままにしてあった。

 

先週ワシが重い腰を上げたのだ。「どうれ」

中身を取り出して、2階の工作室(こうば)で解体を始めよう。(格好つけて書斎とも・・・)

どれどれ?

おお、錆が

上の写真だと大したことないが、右側の塗装の膨れがちょいと気になるぞ。

解体したはいいけど、補修をしてもとに戻さんといかんから、いちいち撮影をしていく。

分解して塗装を剥がすと・・・これは・・・・錆というよりも腐食だぞ。

つまり図で表すと

こうだ。側板と底板のわずかな隙間から水分がしみて、

ステンレスとワシが思っていた本当は鉄板の側板が、じっくり何年もかけて錆らかして(これってシゾーカ弁)

側板広域にわたり錆が進行していたのだ。人と一緒で時には人間ドックが必要か。

これではもう手遅れかしら。いいえ、ワシの手で延命をさせようではないか。

時間をかけて錆を取った。ワシの錆に関する技術総動員(たって大したもんじゃねんけど)

で、ひと通り錆をなくしてから、ホルトの「ラストリムーバ」という錆を変換させる液体を塗装する。

一日置いてからいよいよ塗装を。

では施工前後写真を平行にアップ

 

 

 

 

これで(完璧とは言えないまでも)当分大丈夫だろう。

さて、元通りに組み立てられるか?

何とかなったぞ

底板とそこから立ち上がっている側板との接点には、今回シーリングをしておくことにした。

これが良いかどうかは分からね。数年後に結果が出るだろう。

かくして、自慢のキッチンセットは元通りに納まった。めでたしめでたし。

ワックスなんか掛けちゃって。

                 これでおしまい。