シングル感想。⇒愛内里菜「Friend／素顔のまま」

もう１月後半ですか・・・時の流れは速いですね（汗
年末の更新ラッシュの反動か一気に更新ペースが落ちていますorz

愛内里菜「Friend／素顔のまま(通常盤A)」
公式ホームページ　　試聴はコチラ(iTunes store or Musing)

1. Friend（★９点）
　（作詞：愛内里菜　作曲：須藤智之　編曲：新井健史）
2. 素顔のまま（★８．５点）
　（作詞：愛内里菜　作曲・編曲：小澤正澄）
3. Today is the day  Performed by INTER-D（★６点）

今回はDVD付初回盤、ボーナストラックに「Today is the～」収録の通常盤A、「願いが叶うなら」収録の通常盤Bの３種リリースなのですが、レンタルには通常盤Aしか入荷してないみたいで・・・。浜崎あゆみ「Days/GREEN」の時はどっちも入荷してくれたのにorz

さて、そんな３種リリースという裏技を使うほどに必死な(?)愛内さんですが、どうも前作「君との出逢い～good bye my days～」あたりから90年代後半サウンドを現代によみがえらせる、というトコを狙っているような気がします。前作はビーイング90年代サウンド復活って感じでしたが、今回の「Friend」ではHΛLっぽいサウンド、「素顔のまま」ではPAMELAHっぽいサウンドに挑戦。すなわち、僕のツボのサウンドをやってくれてるってことなんですよ！ｗ
HΛLの活躍時期はギリで2000年入ってからのような気がしますがまぁ細かいことは気にしないｗ

「Friend」はシングルでは本当にお久しぶりのミディアムバラード。作曲は見慣れない方ですがGJと言いたくなるメロディアスなナイスメロディー。サビラスト「かけがえのない My Frined～♪」の部分、良いなぁ。全盛期の名曲「NAVY BLUE」をも思い出すパワーのある楽曲です。そしてなんと言ってもアラケンさんのアレンジ！HΛLっぽいイントロからしてもうツボなんですがｗ、それ以降もしっかりしたアレンジで、間奏ではELTっぽいギターソロが効いていて良い感じです。デジタルサウンド＋ギターサウンドの融合という点はやっぱり90年代をなんとなく思い起こさせるなぁ。

「素顔のまま」は元PAMELAHの小澤正澄さんが久しぶりに作曲と編曲を両方担当！愛内里菜では初。ずっとやって欲しいと思っていた組み合わせがついに実現です。しかも軽めのポップスロック風味ではなく、待望のPAMELAHっぽいギターロックサウンド！PAMELAHと比べるとやっぱり少しソフトめなサウンドではありますが、ギターの効かせ方とか凄く小澤さんっぽくて、小澤さんファンのワタクシとしてはもう大満足です。久しぶりに小澤さんの持ち味をたっぷり堪能できるアップテンポナンバー。今のGIZAでこのテの楽曲を歌いこなせるのは愛内さんぐらいしかいないですね。上木さんだとちょっとキャラがズレるし。

「Today is the day  Performed by INTER-D」は、シングルではおなじみとなったINTER-Dによる未発表曲のリミックス＋ラップ追加曲(というとらえ方でいいのかな)。相変わらず歌詞も楽曲クレジットも乗ってないです。今回はあんまり印象には残らなかったかなぁ。本来のバージョンを聞いてから聞くとまた違った感想になるのかもしれません。

というわけで、アルバム「TRIP」以降、楽曲のクオリティが回復してきてる気がする愛内さん、今作も良い感じでした。特にアラケンさんは愛内さんのメインアレンジャーになってもいいと思う。
そして小澤さんももっと活躍希望！ｗ　2月25日リリースで小澤さん編曲の三枝夕夏 IN db「もう君をひとりにさせない」も期待。