ガルネク書いたら次はfripSideで決まりでしょ、ということでw
GIRL NEXT DOOR「Ready to be a lady」と同日発売だった、fripSide「future gazer」の感想いきまーす。
fripSide「future gazer」
公式サイト
1. future gazer(★9点)
(作詞:八木沼悟志・yuki-ka 作曲・編曲:八木沼悟志)
2. fortissimo -the ultimate crisis-(★8点)
(作詞:yuki-ka 作曲・編曲:八木沼悟志)
※各タイトルクリックでYouTubeの試聴ページへ飛んでいきます
ボーカルチェンジ後、そして「only my railgun」で再メジャーデビューしてからは、GIRL NEXT DOORと同じくデジタルポップス界を代表するユニットとなった感のあるfripSide(これにPurple Daysが加わってくると面白いのにな、と思うけどそれはまた別の話)。
3枚目のシングルはこれまでの「only~」や「LEVEL5」とはひと味違う、希望に充ち溢れたような爽快さが際立つナンバー。
ひとことで言うと、さわやかっこいい(爽やか+カッコイイ)曲!
イントロのコーラスワークとか、メロディラインはまさに爽快そのもので、明るい未来と絆を感じるような歌詞、そしてエジプトで撮影されたというPVも相まって非常に爽やかで明るい曲だなーという印象。そしてさらに、satさんのサウンドメイキングがいつも以上に冴え渡っていてスバラシイ。
こっから先は「only my railgun」からfripSideを知った方にはちょっとわかりづらい話になりますが(大汗
「only my railgun」以降、音質が格段に良くなったfripSideですが、今作ではその恩恵がさらに、存分に発揮されていまして。
satさんのサウンドメイキング力はメジャーデビュー前から凄くて、デジタルサウンドで細部までいろいろ作りこんでいるって感じだったんですが、その反面、いろいろ作りこんで詰め込みすぎたせいで派手すぎるなーとか、言い方悪いけどちょっと下世話かもとか、そういう部分もあったんですね。
それがどうですか、今作。
いろいろ作りこんで、いろいろな音が詰め込まれているのにむしろ爽快さがあって、下世話な感じなんて一切なく、カッコよく、広がりのある空気感まで感じられるサウンドに仕上がっているんです!
たぶん、アレンジの基本方向性としては「dream myself!」や「splash emotion」あたりと近いのかなぁと思うんですけど、今作と聞き比べると、音の良さがぜんぜん違う。それはもちろん八木沼さんのアレンジ力がアップしているっていうのもあるし、ここまで素晴らしいサウンドに仕上がったのは、その八木沼さんの細部まで冴え渡ったアレンジと、ジェネオンのマスタリングエンジニアさんのGJすぎる仕事ぶりとの相乗効果によるものなのかなぁ・・・とか、思ってみたりする。
惜しいのは最後がアウトロ無しでサッパリ終わっちゃう所かなぁ。前作「LEVEL5」でのPAMELAHちっくなギターの効いたアウトロが好きだったので、今作にもそういうのがあればなぁ・・・とは少し思った。
まぁ細かい話はともかく、今回もきちんと最後のサビで転調するとかデジタルポップス好きのツボを抑えてくれているしw、セカンドフェイズ初の爽快系楽曲として申し分ない楽曲です!
C/Wの「fortissimo-the ultimate crisis-」の方は、まさにfripSide王道といいますか。八木沼さんのお得意とする路線の、シリアスなデジタルアップテンポ。ぶっちゃけると、昔からfripSide聞いてる僕にとっては新鮮味がほとんど無い感じではあるんですが(爆)、昔より音質良くなってるし、ボーカルさんも変わってるし、曲の出来は王道なだけあって良いし、僕はこういう曲は好きなんでノープロブレムですw
今作も「とある科学の超電磁砲」タイアップだったものの、通常放送のTVアニメではなくOVAだったこともあって、オリコンでの初動売上枚数は前作より半減以下の1.4万枚に。とはいえこの枚数ならまだ健闘した方かなぁ。12月1日に出るアルバムが勝負ですね。果たしてどこまで行けるか。内容と共に楽しみにしたいと思いまっす。
future gazer即買いましたが、直後に体調崩してしまって聴けていませんでしたw
前作から期間を空けただけあって渾身の一作がきましたね!
future~は個人的にですが、"聴きやすさ"を重視した作品だと思います。
前2作に比べてインパクトは若干弱いですが、
今作はリピートしてもあまり疲れずに聴けるような気がします。
この時期にはちょうどいいですねw
そういえば作風の変遷がHΛLとよく似ているような・・・HΛLも3枚目は前2作と作風を変えてミディアムにしていたので。
それでなんとアルバムですか!これはチェック必須ですね!!
確かに、サウンド的にも今作はいつもより聴きやすい印象ありますね。そこが爽やかさにもつながってくるのかなーと。
言われてみると確かにHΛLも3枚目でちょっと方向性変えてましたね。独自のデジタルサウンドが確立されているってのも共通してるし、近いものがあるかも。
アルバムはこの冬 最大の注目作品だと個人的には思っておりまする。いろいろと楽しみです。