実はaikoのシングル感想をちゃんと書くのって初かも?
aiko「milk/嘆きのキス」
公式ホームページ(試聴はディスコグラフィーからどうぞ)
1. milk(★8点)
(作詞・作曲:AIKO 編曲:島田昌典)
2. 嘆きのキス(★8点)
(作詞・作曲:AIKO 編曲:吉俣良)
3. なんて一日(★6.5点)
(作詞・作曲:AIKO 編曲:島田昌典)
「milk」はaiko節を存分に堪能できる楽曲。メロディー的にはどう考えても常人には思いつかないような変なメロなのに(特にAメロの「ah~♪ah~♪ah~♪」の部分は本当にヘンだと思う)、こうして歌になるとすごくポップに聞こえる不思議マジックはaikoならでは。ポップでアップテンポなのにどこか切ない所もaikoらしい。こういう「変メロをポップに聞かせる」というのはaiko王道といえば王道ですが、なんか久々な感じがする。シングルでは07年の「シアワセ」以来じゃないかなぁ(「二人」は割とストレートだったと思っているので)。aiko流ポップス真骨頂です。相変わらずクオリティ高いなぁ。
「嘆きのキス」はバラードです。両A面2曲目ということですが、こちらが1曲目でも全く問題ないくらいのクオリティ。最近「KissHug」にまたハマっている僕にとってはこっちの方が好きかも。
あとカップリングの「なんて一日」も割と好き。aikoのカップリングって個人的にはあまりピンとこないことも多いのですがこの曲は結構ピンときた。
そんな感じで、デビューから10年以上の間ずーっと、よくこれだけのメロディを書き続けてこれるなぁと感心しきりのシングルでした。シングルで初のオリコン1位も獲得したし、まだまだ人気は落ちなさそうです。
個人的には、いい加減そろそろベスト盤とか出さないのかなぁ・・・とか思っていたりします。これでシングル25枚目なので、2枚組で出すにはちょうどいい時期ではないかと。それともaikoはベスト盤反対派なのかなぁ?
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