5.6mロッドアンテナの取り付け改造法などについては第1報で述べていたのでここでは割愛しました。
前回から、ATUをLDG社のRT-100に変えました。さらにグランド側にコイルを付けています。今回は手持ちの塩ビ管で適当に巻いて測定したところ、45μHの値を示していました。
アンテナチュナーに接続するエレメントの考察
5.6mLのホイップアンテナでいろいろ調べていたら
http://jo3gbd.nobody.jp/antena.html
で、JO3GBD局の記述を見つけ、次に示した表に私も計算してみました。違うところは、光速Cの値を300ではなく、299.792458という値を用いたことです。
この計算から、今の5.6mという長さはATUに取って12mと6mの両バンドで危険が潜んでいることに気付き、4.48mに縮めて使用することにしました。 縮めるべき先端部分は縮めた位置で絶縁テープで固定しました。
その後あまりに短縮したことでLowバンドでのATUでの同調に時間がかかり下がり切れませんでしたのでもう一度検討し、最終的に5.5m(もともとの長さより10㎝縮めた)で設定しました。 短縮率を0.95に取るとそれぞれ、51.78MHz、25.89MHzで2*1/2λと1/2λになります。
一応これでも各バンド同調させることができ、送信しても問題なく動作しています。心なしか5.5mの時よりも受信はいいようです。
ATUを販売されるときはぜひこのような早見表を付けていただければいいなと感じました。
以上
2021Mar. 24
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