QDX Ver 5の改良
ファイナルに放熱板を追加する
QDXのハイバンドバージョンであるVer5はVer4と同じ半導体構成であるために同じように5W出力を達成しようとすると熱的に苦しいらしく5W出力で運用していると時としてFET(BS170 x4個)は発熱して出力が下がってきます。さらに5W出力で運用するために少し電源電圧を上げるとFETは昇天してしまいました。
BS170を市場で探してみましたらRSコンポーネンツの下記ページで販売していることがわかりました。
https://jp.rs-online.com/web/p/mosfets/6714736
524円/10個で販売していました。
何度か焦点に伴いFETを刺し替えていましたがもう少し耐性を上げようと思い近所のOMさんに相談したところ放熱を改良したらどうかとの提案をもらい実行してみることにしました。
様々な放熱器を物色していましたが以前電源回路で使った写真の昇圧型レギュレターの放熱器がちょうど内蔵できることに気づき取り外して使うことにしました。
放熱器は26mm x 42mm x 5mmt で、角から約6mm x 6mmの位置にM3のねじを切ってキットに含まれていた円板とナットに替えて取り付けました。
もちろんFETと放熱器の間に熱伝導グリスを塗っています。
小判をケースに差し込んだ際にもケースに当たらずの差し込むことができるサイズです。
以前から本体外側からも少しでも冷却してあげようとケースの外側に小型の放熱器を付けていますが、これだけでは十分ではないという事だと思いました。
4個のFETを交換するのは基板の破損も含めて少し勇気が必要なので、これからは4Wで運用し、5Wには時々しか上げないこと、またQDX Ver 5では、アンテナはATUでチューニングした後に接続し、QDXを使ってのチューニングはやらない事などを自分で決めて、QDXを大事に使うことにしました。
以上
23Feb,2023
WBC優勝おめでとうございます
BS170は基板で放熱するようになっていますが、連続の5W運用では不足でしたか
コメントありがとうございました。5W
で運用しようとするとATUチューニング時などで多分加熱してしまったようです。何せ工作がさほどうまくないのでトップパネルに窓を開けるのは今のところ躊躇しています。
Veer5では5W運用はぎりぎりのような気がします。
私は、Li-ionの2Sで7.6-8vほどの電圧なので3-4W程度の出力。実運用はこれからですが。
放熱のために、ケースの上蓋を外しておくことも考えたのですが、運搬には問題あり。予備でBS170を秋月で(20円/個)8個ほど購入しておきました。