前回のブログで紹介した電源と外観は同じですが、前回使った降圧型電力変換ユニットでは電圧を簡単に変更することが難しく、かつ直流の出力電流にノイズが乗っているのが気になったので第二弾として、NFJ317Fを使って電圧を可変できるように作り直しました。
これを基にユニバーサル基板を使って部品を配列し、結線しました。配線図の上部の位置には放熱板を取り付けるようにスペースを設けてあります。実体配線図を作成するのみ私はPCBE(Ver0.58.5)を使用しており、拡大して確認印刷しておくと組み立て中に迷うことが少なくしたがって、配線間違いを減少できます。そのようにして作成し、印刷したものが次の図です。
したがって外観上は正面パネルのSWがボリュームに変わり、スイッチを背面に移動しています。 最終的にはこの電源に供給するDCアダプターは供給電力を安定化させるために設定を14.0Vにしています。
これでQDXを受信状態にした状態(0.149A)で6.5Vから12.3Vまで可変できるようになり、QDXに過剰な電圧を加えてFETを破損する心配が減少しました。
NFJ317Fは発熱することが考えられますので前回まで使用していた電圧調整回路から放熱器を取り外して基板上に取り付けて放熱を助けています。
また、入出力にはこれも元々の電圧調整器から取り外したターミナルを使い、位置も元の一近くに設定して太い線で結線する距離を大きく変更しないで制作しました。
最終的に今使っている回路は次の写真のようになっています。
ボリュームにつながる赤い線には当初抵抗の追加をしていましたがその後調整しやすいように500Ωの半固定抵抗に変更しています。
この電源によりQDXの出力をVer 4では6W~0.5Wまで変更が可能になりました。但しVer 5では5W~1Wまでの辺かしか得られませんでした。
以上
Feb 4、 2023
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