映画、悪人を観てきた
原作も読んだが、かなり割愛されている
読んでから観て良かったと思う
殺人事件の犯人は、金髪の寡黙な青年・祐一
祖父母の世話をする優しい若者だが、若さゆえの危うさを感じる。
生い立ちからの影響か誰かに愛されることを熱望し、
それが裏切られると爆発して殺人をしてしまったのだろう
光代も自分でも気がつかない激しさを秘めていてこの逃避行が起きたのだろう
佳乃が祐一を見下し、増尾が佳乃を見下し
人を見下すことでしか自分のプライドを維持できない弱さを感じる
弱い立場の祖母に大勢でカメラを向けるマスコミには腹が立ったが
それを阻止し励ますバスの運転手に拍手した
映画の最後で祐一が光代の首を絞めたのは
愛する人を被害者にして守るためにしたのだと思いたい
被害者の父が殺人現場に花を手向けに来た時
祐一が祖母にプレゼントしたスカーフが結ばれていた
祖母の気持が悲しい
悪人とは誰を指しているのか
祐一が悪人になって愛する人を守ったというのか
皆が悪人なのか
ハッピーエンドではないが
祐一や光代や被害者家族、加害者家族も再出発の兆しで終わっているので
感動は暗く重いがホッとするものがある
原作も読んだが、かなり割愛されている
読んでから観て良かったと思う
殺人事件の犯人は、金髪の寡黙な青年・祐一
祖父母の世話をする優しい若者だが、若さゆえの危うさを感じる。
生い立ちからの影響か誰かに愛されることを熱望し、
それが裏切られると爆発して殺人をしてしまったのだろう
光代も自分でも気がつかない激しさを秘めていてこの逃避行が起きたのだろう
佳乃が祐一を見下し、増尾が佳乃を見下し
人を見下すことでしか自分のプライドを維持できない弱さを感じる
弱い立場の祖母に大勢でカメラを向けるマスコミには腹が立ったが
それを阻止し励ますバスの運転手に拍手した
映画の最後で祐一が光代の首を絞めたのは
愛する人を被害者にして守るためにしたのだと思いたい
被害者の父が殺人現場に花を手向けに来た時
祐一が祖母にプレゼントしたスカーフが結ばれていた
祖母の気持が悲しい
悪人とは誰を指しているのか
祐一が悪人になって愛する人を守ったというのか
皆が悪人なのか
ハッピーエンドではないが
祐一や光代や被害者家族、加害者家族も再出発の兆しで終わっているので
感動は暗く重いがホッとするものがある