CB1300も、2月21日、ついに製造終了が発表されました。
理由をWebで調べたところでは、「現行のCB1300SF(SC54型)は、2026年に実施される新排出ガス規制(ユーロ5相当)に対応できない」からということです。製造終了は数年前から噂としてはありましたが、現実となると淋しいものがあります。排ガス規制というのも、世の流れで、致し方ありません。後継機種も開発されてはいるようですが、どんなのが発売されるのでしょう。
現行のSC54型が出たのは2003年ですから、2025年まで23年も製造されたわけで、かなりの長寿命です。同じように長期間製造された【GPZ900R】は1984年から2003年ですから、ちょうど20年です。ちなみにスーパーカブの50ccは、1958年の【C100】型から2024年ファイナルの【AA09】までは66年ということになります。型式も変わっているので単純に比較はできませんが。
Final Edition ホンダのWeb広告
これは、1993年に発売された【CB1000SF】へのオマージュ(賞賛、引用)でもあります。
BIG-1はここから始まりました。
下記はCB1000SF Webから拝借
私のはSFではなくSBですが、どちらもいいバイクだと思います。
最近、あるバイク関係者がこう言っていました。彼は40才前後です。
「長年この仕事していますが、最近のバイクはどうしても好きになれません。やはりバイクって趣味の乗り物ですから、エンジンもあるけどスタイルですよね。70年代、80年代のバイクが最もバイクらしくて好きです」
次期BIG-1はどんな形で発売されるのでしょう。我々オールドファンが「これは!」と瞠目するような1台であってほしいと思います。