バイクと趣味の部屋-2

CB1300SB、音楽、映画、オーディオ、写真、猫、料理などについての個人的感想

納車18年、バッテリー交換

2025年01月26日 | メンテナンス
本日、新車でSBを買ってからちょうど18年が経過しました。同時にバッテリーも交換。
 
バッテリーは年末にAmazonで買ったものの、寒さとやる気のなさから1ヶ月放置していました。ただし封を切って充電だけはしてあります。朝から風が強かったものの、さすがにもう交換しようと決行。
 
SBのバッテリーはシート下の奥まったところにあり、腰痛を起こす絶妙な高さにあります。古いバッテリーはもう逝っていました。さて、前回は引き出すのに15分ぐらい悪戦苦闘して腰を痛めてしまったので、今回は一つの改善を。次回楽なよう、PPバンドを噛ませました。こうすれば黄色いバンドを引っ張るだけでバッテリーが外せるでしょう。
 
 
写真右下に写っているのは、転倒してレバーを折ってしまったときのための左右予備です。幸運なことにまだ使わずにいます。
 
 
 
交換して、セルモーターも元気に回りました。
で、ちょっとだけ走ろうと、今川焼きを売っている茨城町の【諸川商店】さんへ。「もろかわ」とも「おがわ」とも読めるけど、どっちなんでしょう? 
 
途中、風が強くてバイクが振られながらも到着。
 
 
大洗に行くときに今まで何十回も通った道ですが、初めて寄りました。
 
 
 
 
 
向かい側にバイクを停め、店内に行くと、明るいおねいさんが明るく接客してくれました。大した数は買いませんでしたが、甘党の私としては楽しみです。
 
 
 
真っ直ぐ帰るのもつまらないので、涸沼の北側をちょい走り。
涸沼(ひぬま)は茨城県中央部東にある汽水湖で、シジミも有名です。南側は水田、北側は民家や藪が広がり、湖岸に行けるところはあまりありません。
 
 
 
 
そのわずかな場所
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
18年前、いつまで乗るかなど考えていませんでしたが、今まで無事故で走ることができました。その日のことは以前のブログに書いてあります(この記事)。
納車18年ということは、18才齢をとったわけです。ああいやだ。
 
 
本日の走行距離:約70km ヒヤリハット0

小説「劔岳 点の記」を読み終えました

2025年01月07日 | 文化芸術

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

さて、もう富山県から茨城に戻って3年近く経ってしまいますが、富山にいる間、立山連峰でひときわ目立つ剱岳に興味を持ちました。あるときネットのVideo on Demand で「剱岳 点の記」を見て、いい映画だと思い、新田次郎の原作があることを知り、読んでみました。

 

この作品は史実に忠実に書かれているようで、吉村昭の作風に近いものがあります。

内容は、日本地図作成のために富山の山岳地帯に分け入った男達が、三角点を設置するために前人未踏と言われた剱岳に登る話です。物語の一つのハイライトは、苛烈を極めながら登頂したところ、頂上の近くには、約1,000年前の鉄剣と銅製の錫杖頭が残されていたという事実です。整備された登山道もなければ近代的な登山装備もない時代、あの急峻な山を登り切った人間の力、偉大さを物語る逸話です。一部ネタバレですが、歴史的事実ですから、まぁいいでしょう。

 

 

過去に撮った立山連峰の一部 剱岳は写真中央

 

 

 

富山では、現地を訪れたことがきっかけで読んだ小説もあります。岐阜と長野にまたがる野麦峠でこの石像を見て、歴史を詳しく知りたいと思い、「あゝ野麦峠」を読みました。

 

 

 

 

 

 

松本清張の「ゼロの焦点」も北陸が舞台です。「けものみち」の主役・成沢民子の出身地は富山県高岡市伏木です。
吉村昭の「高熱隧道」は、黒部ダム建設時の話です。けっこうありますね。

 

 

という近況でした。

バイクは、どのみちバッテリーはもう寿命なので新品を買ってあります。まだ開封もしていないけれど。これは交換次第、記事といたします。