(解説書より転載)
「受容性」は 女性的なものを、水 と 感情の 受容的な質を表わします。
両腕は 受け取るために 上へと伸ばされ、彼女自身は すっかり水のなかに浸かっています。
彼女には 頭がありません。
自分の 純粋な受容性を妨げる、忙しい攻撃的な 心(マインド)が ないのです。
そして、自分が いっぱいに満たされると、絶えず 自分を あふれ出させて 空にし、またさらに多くを 受け取ります。
彼女から出ている 蓮(ロータス)の パターン、あるいはマトリックスは、私たちが 宇宙と 調子が合ったときに明らかになる 宇宙の完璧なハーモニーを表わします。
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「水のクイーン」は 限界のない ひと時、どのような期待も 要求もなく、生がもたらす すべてのものに 感謝する ひと時をもたらします。
利点や 報酬を考えることも、義務も 重要ではありません。
感受性、直感、そして慈悲が、まさに今 輝き出ている質であり、それこそが、私たち ひとりひとりを隔て、私たちを全体からも 隔てている障害を すべて溶かしています。
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(講話より…)
聴くことは、神の寺院に入るための もっとも基本的な秘法のひとつだ、
聴くことは、受け身であることを 意味する。
聴くことは、自分を 完全に忘れてしまうことだーーー。
そうして 初めて、あなたは聴くことができる。
ある人の言うことを 注意して聴いていると、自分のことを 忘れる。
自分のことを 忘れられなかったら、けっして聴いては いない。
自意識が過剰だったら、あなたは 聴いている振りをするだけだーーー聴いてはいない。
うなずいたり、ときには「はい」とか「いいえ」とか 言うだろうーーーが、聴いてはいない。
聴いているときは、あなたは まさに通路、受け身、子宮になる。
女性的になるのだ。
そして、行き着く ためには、人は 女性的で なければならない。
攻撃的な侵略者、征服者として 神に到達することはできない。
あなたが神に到達できるのは、ただ・・・
・・・あるいは、こう言ったほうがいいだろうーーー神が あなたに到達できるのは、あなたが受け身、女性的な受け身の状態のときだけだ。
あなたが 陰(イン)に、受け身に なったとき、扉が 開かれている。
そして、 あなたは待つ。
聴くことは、受け身に なるための アートだ。
Osho,