「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

MEDITATION the first and last freedom 「マインドは 再び入って来かねない」

2013-06-23 16:06:47 | OSHOの講話



「マインドは 再び入って来かねない」



瞑想のなかで、ときには 本物ではない 一種の虚空を感じる。

それを ただ「一種の虚空」と呼ぼう。

瞑想していると、数秒間、まるで思考の過程(プロセス)が 止まったように 感じるときがある。

初めは、このような すき間が やってくる。

だが、
「 まるで 思考のプロセスが止まったようだ」と あなたが 感じているがゆえに、それは 再び ひとつの思考プロセス、非常に微妙な プロセスだ。

あなたは そこで 何をしているのか。

あなたは、内側で「思考のプロセスが 止まった」と 言っている。

だが、
それは 何か。

第二の 思考プロセスが始まっている。

そして、「これこそ虚空だ 」と あなたは言う。「いまにも何かが おころうとしている」と あなたは言う。

それは 何か。

またもや、新しい 思考のプロセスが 始まっている。



いつ また これが起ころうと、その犠牲者に なっては いけない。

静寂が 降りてきている と 感じるときに、それを言語化 しはじめては ならない。

それを 壊している からだ。

待つのだ。 何かを 求めて でなく、ただ、待つのだ。

何も しては ならない。

「これが虚空だ」などと 言わないことだ。

それを
言った瞬間、あなたは 破壊している。

ただ、見るのだ。 それを 貫通しなさい。

だが、待つのだ。 言語化 してはならない。

なぜ急ぐのかね。

言語化を 通じて、マインドは 脇道から またもや侵入している。

そして、あなたは だまされる。


このマインドの トリックに 注意しなさい。


初めのうちは、そうならざるを えない。

だから これが起きたときは いつでも、ただ、待つことだ。

罠に 陥ってはならない。 何かを 言ってはならない。 沈黙し つづけるのだ。

そうすれば、虚空に 入る。

そのとき、それは 一時的な ものではない。

というのも、ひとたび本物の 虚空を知れば、もはや 失うことは ありえないからだ。

本物は なくならない。 それが その特質だ。



ひとたび 内なる秘宝を知れば、ひとたび 自己の 最深の核に出会えれば、そうなれば、活動のなかに 入ることができる。

そうなれば、自分の 好きなことができる。

そうなれば、俗世間を 生きることができ、しかも 虚空は 自分とともにある。

それを 忘れることはできない。

内側に入る。 虚空の 音楽が聞こえる。

何を していようと、行為は たんなる外周にすぎない。

内側では、あなたは〈虚空〉の ままだ


Osho,

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