見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

痛くない死にかた

2021-04-14 20:48:49 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
柄本佑くんすきだし
宇崎竜童や奥田瑛二さんも
いい演技してた
終末治療に打ち込む在宅医の
物語
いつもは6~7人ぐらいしか客がいない、採算度外視の映画館。
今日は30人ほど入っていた。 うれしい😇

号泣している人もいたなあ。


生きることが愛おしくなる
映画だった。

早すぎる退院だったので
家でチンマリしていなければ
いけないのだろうが?
観たいものは観たい。
病院にいるより身体が喜んでたよ😊



神事の背後に潜むもの

2021-04-14 18:01:07 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文
若狭の国(福井県小浜市)遠敷川(おにゅうがわ)にて繰り広げられる
「お水送り神事」である。

3月2日深夜
遠敷川「鵜の瀬」に注がれた香水 は、3月12日奈良東大寺二月堂の「若狭の井」に湧き上がり
汲み上げられた香水は二月堂本尊十二面観音に供えられ「懺悔」の儀式が最高潮を迎える。



さて
この神事は何を暗示してるのか?
東大寺で何が起きたのか?
十一面観音に何を懺悔し
誰を供養するのか?
である。



東大寺大仏は現在銅像だが、建立 時は金色に耀いていた。
金メッキを施されていたのだ。

金メッキには大量の水銀を要する。
当時、水銀は丹生とよばれる赤土(辰砂)からつくられたが
水銀と金を溶融させ、それを大仏 に塗り
手持ちの炎の熱で
水銀成分を気化させ
金だけを蒸着させる。

修二会の神事で
大松明をかざしたり
堂内にて炎を抱え
のたうち回る「韃靼」の行
などは、その作業過程と
水銀中毒に苦しんだ人々の姿の 再現、痕跡ではないのか?

大仏建立の過程で
日本史上初の大公害が発生したの だと思われる。
原因不明といわれた病人、死人が大量発生したことは記録にも残っているらしい。

お水送りの若狭はかって遠敷(おにゅう)郡と呼ばれ、丹生の産地であった。

「お水送り神事」と「お水取り神事」の深層が見えてきたようだ。

水銀中毒被災地に水銀産出地から
清浄な水を送る!


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3月に、アップしようと思ったが、一生懸命神事に取り組んでる方々を揶揄し水を差すようで控えた。画像は奈良観光協会や地元紙の記事から拝借した。