見知らぬあなたへ

妄想史観、路上観察学、民俗妄想学、囚われの俳句エトセトラ 要するに浅はかな好奇高齢者の迷言。

千振の花

2021-10-28 22:25:51 | 日記 里山散策 俳句 路上観察 散文

団栗にまた逢いたくて
里山逍遙

団栗の黙が好きである

芽を出しはじめている
クヌギの実
蛸の妖怪のようでもある
まるでモンスターではないか

深山気分を満喫できるのが
嬉しい里山である

名もしれぬ黄蝶に
足を停め しばしあそぶ

急登はシッカリ階段整備してるので有難い

その傾斜で出会ってしまった
丈5~6cmの
凛とした五弁の花

名前がわからない

みしらぬ人に
恋をしてしまったような
胸のときめき

幸いにも里山の植生を調べている3人連れに出会い
画像をお見せしたら

センブリの花
と言われた

キノコにはわるいが素通り
野生の柿であろうか
素通り


スズメバチ😱
存在感あるけど素早く素通り


素麺茸
まだがんばってるね と声かけ素通り

青空の青
白雲の白
秋も終わるなあ

みちたりて里山逍遙を終える
胸のときめきは収まらない

多感な老人である



千振の花うっとりと白魔術
/ いふり山麓

帰ったら
"みちのく鬼の国/俳句フェスティバル"の入選賞状や賞品が届いていた
応募したのをすっかり失念してた
佳作だけど嬉しい😍

里山のときめきは
少し収まった


閑さや団栗らしき音ふたつ


みちたりて花梨が眠る夕辺かな

団栗の黙とむかひてのむ珈琲


/いふり山麓






おやすみなさいませ🙇