蓮太郎君がこの世に生まれてもう三週間が経ってしまった。
そんな今日7月15日はちょっとした記念日で 何かというと
彼の本来の予定日なのだ。三週間も早くこの世に誕生したから
蓮ちゃんはちょっと小さくて おっぱいを吸う力だって
他の子に比べて随分弱いものだったけど「予定日までは忍耐しなさい」
そう助産婦さんに励まされ 小さいなりにがんばってきた。
授乳室で授乳をしてても 他の子は生まれたばかりで
静かにお乳を吸っているのに 蓮ちゃんは三人がかりで
声をかけられ 半ば無理矢理飲まされていた。それでも
彼は自分の意志を大切にして 生後5日めで頑固と言われた。
「誰に似たの?」もちろん母親に似たんでしょう。
どうして私はこんなにも我が子を励まし励まし飲ませてるのに
隣の人は無言で授乳をしてるのだろう?それが不思議だったけど
ようやっと「予定日」になり 満期になって
彼の哺乳力がついてくる、と あー無言でもできたんだ!と
納得がいく。
そんな状況だったおかげで 吾等の母乳育児は
ありえないほど大変で 奮闘 むしろ 格闘の連続で
今でだって まだぎゃーぎゃーに泣くけれど
美しい母子のイメージと裏腹に 吾等はおたがいに
向き合っては疲れ果て 終わったら寝てしまうの繰り返しなわけだけど
そんなことにもようやく慣れてきたのかな。
三週間がたってみて れんちゃんはようやく
今生まれた子と同じスタートラインにたってみて
私は私で21日間の「床上げ」もそろそろ終わり
少しずつ家事にも慣れてかないといけなくて
どんな風になるのかなあ このペースに
うまく家事をくみこんで なんとかやっていけるのだろうか
子供が生まれて想像以上に家事のハードルは上がってしまい
母乳だとさらにそれに輪をかけられて
しかも自分はくたくたで なんとかやっていけるのだろうか
とりあえずまた母が来てくれてるうちに
少しずつ 少しずーつ かつてのように
家事に身体を慣らしていこう