いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

お遍路逆打ち27番から23番(4日目)

2024年12月07日 | 股旅
秋冷の 室戸の岬に つむじ風



黒潮の流れる室戸岬道、
夜間の寒さも幾分和らいでいるよう、
今日は室戸岬を回り、
徳島県に向かう、





















室戸岬の先端、
海岸線の地形が鈍角なので、
どの地点が先端なのかよくわからない、
岬を回ると人家もなくなり、
海岸の景色も一変する、
室戸岬灯台裏にある24番札所最御崎寺から、
徳島県に入り23番札所薬王寺まで、
79キロも離れている、
おそらく八十八か所札所のなか、
最長札所間の区間だと思う、
歩きお遍路の方々も見かけるが、
申し訳ない思いで追い越させていただく、
南無大師遍照金剛、













徳島県の県境、
甲浦(かんのうら)までは以前、
徳島から鉄道で結ばれていたが、
廃線後の鉄路をそのまま活用し、
バスに通常の道路用のタイヤと、
鉄路用の車輪、
二刀流、いや、
二足のわらじを履かせ、
鉄陸両用車両を地域の足として走らせている、
世界初の取り組みだとして、
以前ニュースで知っていた、
実際の走行する姿を観たかったが、
時刻表を見ると1時間後だった、
あきらめて駅舎と鉄路を眺めるにとどめた、











27番から23番まで、
山が海に迫っているため、
険しい山岳参道もあったが、
相棒Ⅲのターボエンジンを唸らせ、
快調に回ることができた、









日暮れ前に日和佐の薬王寺間まで到達、
札所横の薬王寺温泉、
ありがたく浸からせていただく、
南無大師遍照金剛、
日和佐駅併設の道の駅、
今夜の宿営地とした、









海岸部の日和佐地区、
紀伊水道を抜ける大陸からの風は冷たい、
これも修行と受け留める、
南無大師遍照金剛、


27番札所 神峯寺




26番札所 金剛頂寺




25番札所 津照寺




24番札所 最御崎寺




23番札所 薬王寺




本日の行程


本日の走行距離 138.7km
本日の宿営地 道の駅日和佐



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