いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

奥能登路、雨の慕情(3日目)

2019年04月27日 | 股旅

春時雨 鉄路哀しや 奥能登路


奥能登は雨の朝。気温8℃。昨夜は一晩中、
~ 雨 雨 降れ 降れ もっと降れ ~、
雨の慕情だったヨ。
一夜明けて、東の空は明るい。
予報では昼から雨は上がるらしい。
今日は、能登半島最北端をぐるっと回る。


今朝の珠洲駅跡地前

廃線跡の珠洲駅を出発まもなく、旧国鉄能登線の終着駅
「蛸島駅」(たこしま)駅跡を訪ねる。
駅舎は廃止時の姿がそのまま放置状態。
ホームに出てみると、赤錆た線路の向こうから
ディーゼルカーの警笛が聞こえてきそうな気がする。
実際、錆びた車両が意図あってだろうが線路上に放置されている。


蛸島駅 駅舎






春の使者 雨後の筍


もう5月か 

その後、雨も上がって、最北端の禄剛崎灯台へ。
岬の突端は、海面からの吹きあがりの風がモーレツ。







能登半島東海岸沿いは、塩分の濃い海水をくみ上げた塩田が
観光客向けに随所に見受けられる。









朝市で有名な輪島には昼過ぎに到着。
晴れてきたので、積載チャリ男君を出動。
輪島の趣ある街並みをペダルをこいだ。
途中、「温泉博士」の指令を受け、
輪島KABURET三ノ湯の塩分泉にて
ありがたくミッションを実行させていただく。











相棒Ⅱを停めておいた道の駅輪島は、
ここも旧国鉄輪島線の終着駅輪島駅の跡地だ。
駅周辺の終着駅の線路痕を探して歩いてみた。
一部は人家が建っていたりもしたが、痕跡はしっかり確認できた。
平成に入り、地方の過疎化の進展、廃線になった能登線、輪島線。
人口が今の2倍近くもあったらしい往時の、
鉄道輸送の全盛期を知っている人間として、
悲しいことであるが、平成が終わろうとする今、
能登線と輪島線に再会できたことはよかったヨ。







夕暮れ近くになり、能登金剛、ゼロの焦点の舞台を訪れた戻り路、
夕陽の絶景ポイント、崖の上のキャンプ場、
ブログでよく拝読させていただいている、
北の旅人「青の2号」さんの移動式隠れ家を発見、表敬訪問、
旅のロマンを共有、ひととき楽しく語らせていただく。
日本一周の旅人同志、それぞれ自分のスタイル。
これまた、素晴らしきかな。
またどこかで、お会いできるでしょう。














「青の2号」さん 移動式隠れ家



明日は晴れそうなので、思いあって、能登半島を横断。
一昨日の雨中行軍のルートに戻る。
七尾港サイドまで来たところで今日はおしまい。
しかし、今夜もシバレルね。


道の駅 能登食祭市場


本日の行程

本日の走行距離 160.1km
本日の宿営地 道の駅 能登食祭市場
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1 コメント

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お初です (さそり座)
2019-05-01 04:15:22
「青の2号」さんのブログから入って来ました
私には出来ない日本各地を車で巡るのは羨ましいです
楽しい投稿記事は私もブロガーの一人として見習いたいと思います

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