民主党代表選に思う。
誰が良いか、ではなく、しがらみなく脱原発政策と福島被害者の健康を守る対策を取れる人に次の首相になってほしい。
条件としては、
1.最低限、「脱原発依存」の観点から、現在提案されている各種機構改革を実行する意志を持っていること。
2.福島事故対策を、国民の健康被害軽減の観点から大胆に見直し公約を立てること。
3.次に現在の菅政権の閣僚にはお引き取り願いたい。原発事故隠しを主導し、国民に本来不必要な被曝を強いている人たちであるにも関わらず、菅総理の脱原発依存路線を終わらせて出馬するのだから論外。この原発事故当事者の責任を追及し早急に対策を見直しできる人ということも重要な条件。
4.過去の菅政権が作られ、菅小沢の代表選で一騎打ちした経緯からも、小沢氏本人ないしそれに近い候補が一度政権運営をするべきと考える。田中角栄の過去とダブらせて小沢一郎の影が云々とマスコミが批判をしているが、小沢氏は検察の国策捜査によるえん罪被害者だ、と判断しているので。
ということで、現状の党内野党派である小沢一郎系の候補者が出てくることを期待しております。
今の候補者の品定めとしては。
海江田万里氏は、1、3で特にダメダメ。経産大臣がふがいなかったから経産省の暴走を許してきたという実績からみて。
野田氏は、3でダメでもあり、財務相として可もなく不可もなくやってきた人。リーダーとは言えず。
鹿野氏は、現農水大臣として、2をして自己否定をしてもらわないと無理。農地への放射能汚染を公害とする特別立法をどうして出さなかったのか。
馬淵氏は、3でかなり微妙(補佐官として原発対応に従事)。1ははっきりしているが、実績という観点からは不安。
小沢鋭仁氏は、元環境大臣時代に原発推進を明言していた。1を謳うとして、さらに踏み込んだ詳細な公約を出してもらってからなら評価もありうる。
前原誠司氏は、そもそも今の政治の争点が分かっていない、小泉亜流の対米従属派=過去の人。
追記:樽床氏は、国対委員長、ふーむ分かりません。
とにかく菅首相の遺言である脱原発依存は世論から7割程度評価されているので、この方向性についての路線争いをハッキリ選挙戦でやって欲しいものです。
上杉隆氏
「戦犯」たちによる代表選が始まる――菅内閣の閣僚たちに首相の資格はない
後日記:
8/29野田佳彦氏が新たな民主党の代表に選出されました。なんというか、原発政策も財務官僚の賛同で東電ゾンビ化スキームができてしまった以上は、電力改革も進みそうになく、脱「原発依存」路線は短命に終わりそうです。
外国人から献金を受けていた事実は犯罪である。しばらくおとなしくしていたので国民はもう忘れているとでも思っているのか、
国民をかめるな、どうせ民主ももはや終わりであるが、一時でも最高権力者になりたいのか、
自分の果てしない欲望にまみれた愚かでおおバカ者達に言う事なし。