伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

川内原発の再稼働を食い止めよう、1人でも多くのパブコメを!8/15〆切

2014-07-22 08:01:36 | 運動の紹介

(表に貼り付けたのは、首都圏反原発連合さんで作っているチラシ)

 さて、一つ前のブログでは制限されたパブコメ募集についても規制委員会が自ら辞任すべし、と批判して書いてますが、今回のパブコメが重要でないわけではありません。逆です。

 

・制度面についてのパブコメも欠かせません

 川内原発は他のすべての原発の再稼働に関する手本として、規制委員会は「優先審査」をしてきました。伊方原発の再稼働にも今回と同じプロセスを辿ります。科学的、技術的な論点だけにコメント受付を限定させてはなりません。そのためにこそ制度面についての指摘を含めてパブコメをお送りください。

・伊方原発にも共通な原発の問題点を深掘りして指摘しておきましょう

 科学的、技術的な論点にしても、多くの点で、複数の原発に共通した要素が問題になります。今から共通する問題点については伊方原発の問題も指摘できますし、パブコメ無視の形式的な答弁形式(にしたがるでしょうが)を通させては、伊方のこれからの審査にも響きます。

・「世界最低の再稼働プロセス」である実績作りに

そもそもこれまでの原発推進への憤りの焦点の一つが、コミュニケーションを無視するところです。「世界最高水準の安全性」の原発を再稼働させるといいつつ、しかし「再稼働プロセスは世界最低」であるのなら、そのプロセスが世界最低であることを見せつけなければなりません。パブコメの数が実績になります。

・みんなで一緒に取り組みましょう

 もちろん、声を募集しているということを広く地域の人たちに伝えれば、何が言えるのか、を考えはじめるものです。まずは一緒に考える場を作りましょう。

 

※川内へのパブコメを出して原発安全神話の復活を食い止めよう ― Adobe Voice
http://t.co/IGq2QZkJy4
 iPadの音声紙芝居ソフトを使って作ってみました。
 
 以下、ツイッター情報よりリンクを貼っておきます。
 
  • 【考え方】
  • 川内 博史 @kawauchihiroshi2014-07-16 23:01:44
    川内原発審査書案に関するパブリックコメント。それぞれ意見や質問がある、と思います。何を言っても、質問しても良いです。でも、最後に必ず、こう聞いてください「審査書案は、安全を担保するものか?」と。回答は「安全を担保するものではない」となります。勝負は、これからなんです。
    マスコミは、国民の力を軽視して、審査書案が出たことで「再稼働へ」と見出しを打ち、情報操作に加担する。全く違う。今までは、基準適合性を審査していただけ。安全か否かは、これから議論が始まる。諦めさせて疲れさせて言うことを聞かせる、という権力側の陰謀に乗せられてはならない。
    皆様、私のツィートをフォローして下さい。力を合わせましょう。1、マスコミに乗せられないこと 2、安倍氏は「規制委員会が安全を確認した原発については、再稼働」と何度も「国会」で答弁していること 3、規制委員長は安全を審査していないと明言していること。だから、パブコメが大事なのです
    膨大なパブコメが「審査は安全を担保するのですか?」と聞けば、規制委員会の回答は「規制基準適合性を審査しただけで、安全は担保していない」と答えざるを得ないのです。なぜなら、委員長がそう明言しているからです。安全が確認されていないので安倍氏は再稼働の判断は出来ない筈です。
  • 川内 博史 @kawauchihiroshi2014-07-17 00:53:06
    この国は、国民主権の国であると、政府やマスコミに理解してもらわねばなりません。パブコメが大事です。冷静に明るく楽しく希望を持ち、皆で語り合い相談しながら、論理的に詰めていきましょう。パブコメに参加しましょう。そして文章の最後に「安全を担保する審査書案ですか」と聞きましょう
     
     
  • 岩波『科学』 @IwanamiKagaku2014-07-18 17:41:53
    パブコメの注意書きでは「審査書案における科学的・技術的判断と無関係な場合」に「意見として取り扱わないことがあ」るそうですが、原発事故の現実をふまえて新たに出発した原子力規制委員会におかれましては、寄せられた意見を公開しないとか、受け止めないなどということはないと期待しております。
     
    Hideyuki Hirakawa @hirakawah2014-07-18 17:55:40
    規制委の現在のミッションでは基準との適合性という科学的・技術的なことしか扱わないから、パブコメも科学的・技術的な面に限定されるのはそうだとして、では避難計画等住民防護の妥当性の判断はどこがやるのか。それも含めてパブコメ取るべきではないか。そのあたりを政府は徹底無視している無責任
     
      
  • 【現物はこちら】

 


  パブコメの中身については、

14年7月後半の脱原発-Togetterまとめ と

14年8月前半の脱原発   

の中を覗いてみてください。赤字のテーマ部分が関連が深いと思います。

1.行動と主張(川内原発パブコメ
2.原子力規制委員会
3.福島事故調査
4.原発・エネルギー政策の方針
5.電気料金高騰?
6.5層目の原子力防災と4層目過酷事故対処(カルデラ破局噴火/フクシマ防災の教訓)
7.伊方原発再稼働反対
8.政治・選挙

 

 最後にこのブログの中の過去の川内原発との関連記事を紹介しておきます。

原子力規制委員は自ら辞任を、抗議と辞任勧告

伊方原発と九州の火山問題 論点整理-伊方原発ここが危ない番外編

テオリアに掲載された原稿「伊方原発をフクシマの二の舞にさせない」

5/14の全国一斉の規制庁申し入れ行動で伊方事務所に原さよも申し入れ

(転載)「原発規制基準は世界最高基準」どころか、世界標準にも達していないと泉田新潟県知事

(転載)原発再稼働の最大の問題は避難計画が作れないことにある

(転載)「川内原発の再稼働は許されない」まだまだ動かす前にやることがある!

井戸川さんの提唱に倣って、避難計画を拒否する声明を内容証明郵便で国と愛媛県、市町に送りました

3/8は山口市へ、3/16日は鹿児島市へ、近隣の原発の問題で集会に参加の遠出をしました


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