伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

3月30日に広島地裁で仮処分却下を受け取ってきました

2017-04-03 02:31:01 | 伊方裁判闘争
 仮処分の申立人になる、なんて生まれて初めてのことですし負けたのも初めて。
松田@dadajiji39 さんのいう、負けるとこたえるというのはその通りと思います。

 fbなどで自分がコメントつけたものを拾い直しました。


山本七平の空気の研究という本で、「戦艦大和を特攻出撃させたのは、まさに当時の空気からしてやむをえなかった」と言っている、その空気のようなものを作った司法。

 怒り…というより悲しいです。司法は過去の第一次伊方裁判などを通じて原発安全神話を作ってきた(戦争責任のような)責任がある、中心的なアクターだったということを自覚してほしい。先日の大阪高裁前で弁護団が掲げた「債務」という言葉は「環境債務」を意味していると思います。この債務を住民側に返して欲しい。
 
司法の「理性を」信じたい、という願望が果たされませんでした。

不当判決というか、司法が自ら行政機関化しようとしている問題判決となったかと思います。
 恒例のツイキャス録画を紹介しておきます。

 どんな中身だったのか、弁護団の河合さん他の解説
http://twitcasting.tv/togura04/movie/360234997 広島地裁、仮処分棄却の記者会見

 小倉も6分あたりで少ししゃべっています。
http://twitcasting.tv/togura04/movie/360250967 記者会見続き

 各地からの人たちからの話を聞けてよかったです。
http://twitcasting.tv/togura04/movie/360254192 その後の報告集会 

 大野さんに後半撮っていただきました、
http://twitcasting.tv/togura04/movie/360205435 広島地裁前にて、仮処分決定
 ここの54分あたりで旗出しとなっています。

togetter.com
 
広島仮処分の決定の日の特設ページはこちら。相変わらずツイッター上では有害サイトと指定されてしまっていてリンクが貼れません。
 
良い解説ですね。末尾の中野弁護士のまとめをどうぞ。
 
弁護士の人たちはそろって、司法が行政の前例踏襲の論理に従ってはいけない、自分の論理を組み立てるのが裁判官のすべきことだ、と批判していますね。司法の独立は裁判官の独立があって初めて機能する、と。
 
 一昨日の広島地裁前のお立ち台でも、河合弁護士は「希望」の行動として、この映画の自主上映会を各地で企画してくれ、と言ってました。けっして笑いを取るための発言ではありませんでした。
 企画を進めるかどうかは中身をちゃんと見てから判断するべきですが、その為にも、観に行かなくちゃ。

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