3月1日衆院予算委員会 社民党服部良一議員の質疑の先頭から18分から25分のあたりまでを聞いてテープ起こしをしました。
服部)
次に原発の問題質問を。一昨日も再稼働問題について枝野、細野大臣といろいろやらせて戴きました。国民の大きな関心事。
一昨日の議論で整理させていただいた論点:
福島事故の検証、国会政府事故調の報告、どうなのか
検証を反映した、安全指針、耐震設計指針の見直し、
地震動や津波のどうするか
耐震バックチェックどうするか
緊急安全対策、シビアアクシデント対策どうなるのか。
最低10兆円規模の保険の準備できるのか。
地元の範囲いったいどうなるの、地元の合意とは。
防災指針の見直し、防災体制の整備はいつ完了。
原子力寄生庁が発足するが、実質的施行は来年1月とその前の駆け込みはないのか。
あるいは原発の老朽化も問題。すでに40年をどうする、マーク1をどうする。そういう議論をさせていただいた。
それで、枝野大臣とはさんざんやりましたので、総理に2点だけお聞きをしたい。
今日、斑目委員長が安全指針が間違っていた、とさっき発言覚えておられます?国会事故調で指針に瑕疵があったと。
まあ同じ事なんでしょうけれどもそこまでハッキリ言われてびっくり。
一昨日も斑目委員長、事故調の知見も含めて最新の知見を反映して見直し進めたい。福島の原発の検証をきちんとやって、それを安全指針にきちんと反映させる必要あるとおっしゃっている。
そのことを抜きに、安全院と言葉で言ったから安全になるわけではない。
総理の言葉で、検証、そして安全指針の見直し、終わるまで再稼働はあり得ないと、そのことをお聞きしたい。
野田)
二度と同じような原発の事故を起こしてはいけない、という前提で、政府で行っている検証は中間報告、国会事故調も。先般、民間事故調も。
そういったことを真摯に受け止めて、今後に生かしていくと言うことなによりも肝心。
しかし出そろうまでなにもしないのか、というと、ストレステストも、IAEAのレビューも受けながら、保安院が確認し、安全委員会が確認し、最終的には地元のご理解を戴いているかどうかをみてから、政治判断と。
一定の方向も見えてきているものもあると思いますし、過去の教訓も踏まえて。
服部)
歯切れが悪いんですよ歯切れが。
今年の夏には、政府事故調、国会事故調の検証結果出るんでしょ、斑目さんじゃないけどそれを踏まえて安全指針の見直しも、ありうると、その前に判断することはありえないんじゃないか。住民の判断のしようもない。
野田)
ストレステスト一次評価は、ごらんの通り、(服部:言ってないです。)いやいや、炉心溶融の余裕がどれだけあるか、の評価していくわけですので、。より安全に万全を期していく、ありますが、今からでもしっかり安全チェックしてから、議論していくことあると。
服部)
もう一点質問。今立地住民は、万が一逃げるときにどういう対策をするのか、さきほどスピーディの議論出ましたけれども。放射能が高いところに逃げているわけですよ。
きちっと防災計画が見直されないかぎり、再稼働検討されることあり得ないと、どうですか。
野田)
今のスピーディの活用の仕方も踏まえて、出来なかったことを反省しなければ、再稼働の問題は、しっかり安全性のチェックをしながら判断していきたい。 時間切れ。
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