自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

ミコアイサ(巫女秋沙)がやってきた

2024年12月10日 | 野鳥
パンダガモの愛称で知られるミコアイサ (巫女秋沙) が今年もやってきました。十数羽の群れで活動していましたが、不思議なことにメスのような羽をしたものばかりで、完全にオスだとわかるものは一羽も見当たりません。この中には、これからオスの羽に換羽していくエクリプスがいそうです。この鳥が、これだけの数一緒になって活動するところも、一斉に飛ぶ姿も初めて目にしました。(撮影日 : 12月6日)
エクリプス(Eclipse)とは
繁殖を終えたカモ類のオスは8月から10月頃にはメスのように全体が地味な羽衣になる。オスはメスに選ばれる必要がなくなり、外敵から見つかりにくくなる。この時期の羽衣の状態を「エクリプス」という。(日本野鳥の会)















次々と潜水して、魚を捕まえようとするのですが
簡単には捕まってくれないようです。



頻繁に潜水を繰り返して
一羽のミコアイサがやっと魚を捕まえました。







ミコアイサとマガモ


ミコアイサとヒドリガモ


集団で次から次へと潜水する姿は
カワウの追い込み漁と似たところがあります。











過去に撮影したミコアイサの♂
エクリプスは上の写真のメスのような
羽衣から、このような姿に変身します。