自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

フウの木に集まるカワラヒワ

2024年12月14日 | 野鳥
冬場にモミジバフウにやってくる鳥はカワラヒワやシジュウカラなど、かなりの種類の鳥がいます。まだ実が割れていないので、中の種を食べることはできません。お目当ては実の表面の棘です。人間から見れば、こんなものが食べられるのかと思うのですが、野鳥にしてみれば貴重な食べ物のようです。季節が進み、実が割れて種がこぼれ落ちる頃になると、その種を食べに地上に集まってきます。
モミジバフウの実とカワラヒワ






















こ画面の中だけでも6羽のカワラヒワがいます。
カワラヒワは群れで行動することの多い鳥です。









シジュウカラ




過去に撮影した地上に降りたカワラヒワ


本日コメント欄を閉じています。


去りゆく秋の風景

2024年12月13日 | 花・風景・紅葉
昨日のブログで紹介したセキレイが飛び回っていた池の周りでの撮影です。12月の中旬に差し掛かっても、まだ紅葉の見頃が続く樹木もあれば、葉っぱをほとんど落とした樹木ありと様々です。最後の力を振り絞って秋の終わりを彩る樹木の数々です。




































クロガネチ


本日コメント欄を閉じています。

セキレイ 朝のジョギング

2024年12月12日 | 野鳥
ハクセキレイが、広い芝生広場の上を飛び回る姿はよく見かけますが、今日は池の上を飛び回るハクセキレイです。画面には全てのハクセキレイが入りませんでしたが、4羽のハクセキレイが、それぞれの後を追いかけるかのように飛んでいます。遠く離れたかと思うと、ぐるっと回って、また目の前の沖合を通過するを2〜3回繰り返したあとに飛び去っていきました。セキレイたちにとってみれば、朝のジョギングといったところでしょうか。飛び方が独特で、羽ばたきと翼を閉じての 滑空を繰り返して、波のような飛行曲線を描きます。






































本日コメント欄を閉じています。

マガモの求愛行動から交尾にいたるまで

2024年12月11日 | 野鳥
マガモのオスとメスの双方が、お辞儀をするように頭を上げ下げしながら、ぐるぐると回りはじめます。求愛行動のようです。過去にマガモの交尾を2度も目撃した経験から、これは交尾がはじまる前兆だな・・・と、注目していると予想通り交尾がはじまりました。カモの仲間たちは、お互いの相性等を確かめるために繁殖地に渡る前に疑似交尾を行う事があるそうです。今は繁殖期ではないので擬似交尾なのかもしれません。


メスは、なぜかよだれのように
嘴から水を垂らしています。









何度も嘴から水を垂らす行動も
何らかの意思表示なのかもしれません。





交尾がはじまりました。
オスがメスの上に乗り
頭を嘴で押さえています。





メスの体が水中に没します。








オスがメスから離れ
交尾が終わったようです。



交尾が終わった後のオスとメスの表情です。




交尾の後のメスのバンザイは、
なにを意味するのでしょうか?。
オスの表情と対照的です。
雌雄、それぞれの思いが
あるようです。



過去に撮影したカワウの交尾
カワウの交尾もマガモと同じように
オスがメスの頭を嘴で押さえます。





本日コメント欄を閉じて今います。

ミコアイサ(巫女秋沙)がやってきた

2024年12月10日 | 野鳥
パンダガモの愛称で知られるミコアイサ (巫女秋沙) が今年もやってきました。十数羽の群れで活動していましたが、不思議なことにメスのような羽をしたものばかりで、完全にオスだとわかるものは一羽も見当たりません。この中には、これからオスの羽に換羽していくエクリプスがいそうです。この鳥が、これだけの数一緒になって活動するところも、一斉に飛ぶ姿も初めて目にしました。(撮影日 : 12月6日)
エクリプス(Eclipse)とは
繁殖を終えたカモ類のオスは8月から10月頃にはメスのように全体が地味な羽衣になる。オスはメスに選ばれる必要がなくなり、外敵から見つかりにくくなる。この時期の羽衣の状態を「エクリプス」という。(日本野鳥の会)















次々と潜水して、魚を捕まえようとするのですが
簡単には捕まってくれないようです。



頻繁に潜水を繰り返して
一羽のミコアイサがやっと魚を捕まえました。







ミコアイサとマガモ


ミコアイサとヒドリガモ


集団で次から次へと潜水する姿は
カワウの追い込み漁と似たところがあります。











過去に撮影したミコアイサの♂
エクリプスは上の写真のメスのような
羽衣から、このような姿に変身します。






赤いつり橋と一の谷の紅葉

2024年12月09日 | 花・風景・紅葉
香嵐渓を流れる巴川沿いを遡ると赤い吊り橋に出ます。吊り橋を渡るとバーベキューやバンガローのある野外施設「足助村」と「川見茶屋」があります。川見茶屋で一服した後に更に上流にある一の谷に向かいます。この辺りの紅葉も見事なものでした。(撮影日.: 11月30日)
赤いつり橋
つり橋を渡った右側が「足助村」、左側が「川見茶屋」です。
つり橋は、かなり揺れます。



小舟に乗った人を見かけました。
つり橋の下あたりを行ったり来たりしたおられました。



巴川沿いの駐車場もほぼ満車です。




香嵐渓一の谷
















鹿と猪の剥製

2


香積寺 (こうしゃくじ)
応永34年(1427)に、この地の領主・足助氏の居館跡に創建された曹洞宗の古刹香積寺です。香嵐渓のもみじは、香積寺十一世の三栄和尚(参栄本秀)が、寛永11年(1634年)に植えたのが始まりといわれています。
お参りする人の長い行列ができています。


境内の紅葉














僧堂 (坐禅堂)




これで香嵐渓を終わります。ご訪問ありがとうございました。
本日コメント欄を閉じています。

後世に引き継ぐ昔ながらの手仕事

2024年12月08日 | テーマパーク・伝統産業・祭り
三州足助屋敷の母屋の中では、藁草履づくりや機織りなどの昔の手仕事が今でも行われています。茅葺民家を虫食いなどから守るために、今でも毎日囲炉裏に火を入れておられます。母屋の縁側には、けん玉やコマ回し、竹馬などが置かれていて、誰でも自由に昔の遊びを楽しむことができます。(撮影日: 11月30日)
母屋








母屋での藁草履造り


母屋での機織り


囲炉裏端


台所

.
寝間


薪割り体験
足助屋敷では、かつてこの地域で行われていた「炭焼き」「木地」「紙漉き」「機織り」など、暮らしに必要なものを手づくりしていた10種の手仕事が今も引き継がれています。薪割り体験や5寸釘から作るペーパーナイフ等々、自分で体験できるものもあります。このお嬢さん、斧(マサカリ)をこれだけ振り上げても、薪の中心に振り下ろしていました。お見事です。


鍛冶屋




鞴(ふいご)で風を送られると火勢が強まります。




籠屋


木地屋


工人館の中の染屋




土蔵の中の傘屋








土蔵の中の竹細工屋




土蔵の中の土雛の一部




屋敷の中で見かけた日常五心と人の道


本日コメント欄を閉じています。

三州足助屋敷の秋

2024年12月07日 | 花・風景・紅葉
かつての豪農屋敷を再現し昔の手仕事を今に伝え、生きた民俗資料館といわれる足助屋敷に入ります。数戸のの茅葺の木造建築が建ち並び、苔の生えた茅葺き屋根の情緒ある建物に、屋敷内と周辺の紅葉が映えて、郷愁を呼ぶ山里の秋の風景が広がります。(撮影日: 11月30日)
三州足助屋敷入り口



     屋敷内の建物










萬々館 (ばんばんかん) とカリンの果実



かしわの葉っぱ越しに見た屋敷
















牛小屋
屋敷内には牛小屋や鶏小屋もあります。


時々小雨がパラつきます。


本日コメント欄を閉じています。





香嵐渓広場周辺の紅葉と賑わい

2024年12月06日 | 花・風景・紅葉
香嵐渓広場周辺に集まる人の数も半端ではなく、食事処はどこも長蛇の列ができています。楓門前のイチョウ葉は落葉盛んで見頃を過ぎていましたが、緑色の苔が生えた茅葺き屋根に降り積もる落ち葉の黄色が鮮やかに映えます。
















楓門の茅葺き屋根とイチョウ




焼き栗が出来上がったようです。


檜茶屋と屋台

竹の器で出される山菜そば


楓門の中から広場方面を見る。


本日コメント欄を閉じています。

秋は🍁もみじの香嵐渓・巴川と待月橋周辺

2024年12月05日 | 花・風景・紅葉
紅葉の名所 香嵐渓の約4,000本と言われるモミジの紅葉が見頃を迎えています。今年の紅葉まつりは11月30日で終わりましたが、まだ青葉も沢山残っていて、もうしばらくは見頃が続きそうです。訪れた日は紅葉まつり最終日とあって、香嵐渓に近い駐車場数ヶ所は午前8時過ぎにすでに満車表示が出ていて、道路も渋滞が発生していました。(撮影日: 11月30日)


待月橋 (たいげつきょう)




























おしゃぶりをくわえたシジュウカラ

2024年12月04日 | 野鳥
平戸橋公園の真ん前を流れる矢作川沿いの道を、下流に向かって歩いているとシジュウカラの鳴き声が聞こえてきます。芽鱗を被った新芽なのか ?、それとも虫の擬態なのでしょうか ?。木の枝からもぎ取って口にしている場面を見かけました。正面を向いた顔が、赤ちゃんがおしゃぶり(シリコン製の乳首)をくわえているかのようなあどけない表情でした。矢作川で見かけた水鳥はマガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウで数は少なかったです。(撮影日: 11月29日)
シジュウカラ






























カワウとカルガモ


マガモ


カルガモ


ホシハジロとキンクロハジロ



本日コメント欄を閉じています。





秋たけなわ

2024年12月03日 | 花・風景・紅葉
遅れていた紅葉が一気に進み、矢作川沿いの水辺の公園・平戸橋公園の数種類の樹木が一斉に色づきを増してきました。朝の光を浴びて輝く赤・黄・緑等、いろんな色のグラデーションがとっても綺麗です。(撮影日: 11月29日)
















































本日コメント欄を閉じています。







仲良しジョウビタキ

2024年12月02日 | 野鳥
ジョウビタキは縄張り意識の強い鳥で、1羽1羽が自分の縄張りをかまえています。普段は単独行動が多く、オスもメスも仲間と一緒というところを見かけることがほとんどない鳥です。この日は珍しくも2羽のオスが一緒にいる場面を見かけました。一緒にいたかと思うと離れ、離れたかと思うと接近するを繰り返しています。一緒に渡ってきて間がないのかもしれません。それぞれがこれから縄張りを作るのでしょうか・・・。
ジョウビタキ♂










一羽が地面に下り立つと
後を追って下りてきます。



争う気配が一度もありません。












このところ、あちらこちらで
ジョウビタキを見かけるようになりました。

















ジョウビタキ♀

松月寺の四季桜と紅葉

2024年12月01日 | 花・風景・紅葉
小原の四季桜まつり最後の訪問地は松月寺 (しょうげじ) です。松月寺は小原地区にある禅寺です。境内の小高い山の上の四季桜と紅葉が秋空に映えます。境内では自然薯などを販売する店も出ています。川見四季桜公園や小原ふれあい公園ほど人が多くなく、駐車場も無料で穴場的存在です。四季桜と紅葉が美しいところです。(撮影日 : 11月24日)
四季桜と紅葉


















ムクロジ(無患子)

ムクロジの丸くて硬い実は羽子板の羽根に使われたり、
果皮に「サポニン」という石鹸の働きをする成分があるので
石鹸の代わりに使うこともできるようです。



自然薯などの販売店




店では紙コップながらもコーヒーも提供されています。
葉つきの赤い木の実が添えられていました。



大榮山松月寺本堂とサザンカ

 
本日コメント欄を閉じています。