自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

イシガケチョウ (石崖蝶・石垣蝶) とアサギマダラ

2024年11月10日 | 動植物・昆虫
鳳来寺に向かう参道で、私的には初見となる珍しい蝶を見かけました。撮影していた人に、これは蝶ですか ?。それとも蛾ですか ?。とお訊ねしたら、イシガケチョウだと教えてくれました。地域によっては、ごく普通に見られる蝶のようです。ウイキペディアによると、和名通りの石崖・石垣模様を持ち、ひらひらと紙切れが舞うように飛ぶ。温暖化により北上している蝶のひとつでもあり、国内では年々分布域を広げている。確実に土着しているのは紀伊半島以南・四国・九州・南西諸島。渓谷沿いの照葉樹林や疎林に多く、平野部にはほとんどいない蝶。だということです。藤袴の蜜を吸っていました。
イシガケチョウ








アサギマダラ






アサギマダラとイシガケチョウ


ウラナミシジミ




その他昆虫




参道で見かけた花
サザンカとケイトウ







鳳来山東照宮と鳳来寺

2024年11月09日 | 花・風景・紅葉
愛知県新城市豊岡を起点とし同門谷を終点とする延長7.7キロメートルの鳳来寺山パークウェイを走って、鳳来山東照宮と鳳来寺に行ってきました。紅葉の美しいところですが、まだ紅葉には早過ぎました。この日は天候に恵まれて参道や鳳来寺の展望所から眺める山々がとっても綺麗でした。


鳳来寺は、愛知県新城市の鳳来寺山の山頂付近にある真言宗五智教団の寺院。本尊は開山の利修作とされる薬師如来。 参道の石段の数が1,425段あり、徳川家光によって建てられた鳳来山東照宮及び仁王門は国の重要文化財に指定されている。鳳来寺山に多く生息し愛知県の県鳥であるコノハズクでも有名である。 (ウィキペディア)


山頂駐車場からだと石段を上るのは鳳来山東照宮だけです。












蓬莱山東照宮
蓬莱山東照宮御由緒
慶安元年(1648)4月、徳川三代将軍家光公が日光東照社(正保2年、宮号が宣下され、東照宮となる)に社参のとき、兼ねて命じていた「東照大権現縁起絵巻」を改めてご覧になられ、造営を命じられました。その第一巻に『東照大権現(家康公)のお父君である松平広忠卿とお母君(於大の方)がお世継ぎの出来ないことを憂い、ご一緒に三州煙巌山鳳来寺峯薬師へ参籠され御祈願なされたところ、その証があって間もなく於大の方が身ごもられ、その後天文11年(1542)壬寅年12月26日にご出産あそばれたのが竹千代君(家康公)であられた。そして母君は御生涯、岡崎甲山寺の常公房を名代として鳳来寺峯薬師に遣わして報謝の誠を奉られた。』との伝えに感銘された家光公は鳳来寺に家康公をお祀りする東照宮を建立することを思い立たれ、老中阿部豊後守忠秋に命じられました。そして慶安4年(1651)辛卯年9月17日に落成創祀されました。








鳳来山東照宮を後にして鳳来寺に向かいます。




鳳来寺本堂が見えてきました。
手前の建物は売店です。



鳳来寺本堂


後方の岩は鏡岩です。


瑠璃山や鳳来寺山方面に向かう登山者




煙巌山鳳来寺弘法堂


休憩所を兼ねた展望所です。






展望所からの眺望






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今年もやってきたヒドリガモ

2024年11月08日 | 野鳥
この池には毎年数多くのヒドリガモがやってきます。今年もこの池を越冬地に選んだようです。一枚目の写真の場所を羽を休める場所と決めているようです。3メートルぐらいの距離を保っていれば、人が近寄ってもも逃げることがありません。水藻を食べている場所からはピュウィー、ピュウィーという声がしかりに聞こえます。


ヒドリガモ♂






ヒドリガモ♂ (左) と♀ (右)


ヒドリガモ♀








マガモとアオサギ


マガモ、カルガモ、ヒドリガモ。オオバン


池のほとりで見かけたトンボなど












ホシアサガオ


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秋の空と色づく木の実

2024年11月07日 | 花・風景・紅葉
長く暑い夏が過ぎて、11月に入ってからやっと秋らしい空が広がり始めました。当地の紅葉はもう少し先になりそうですが、予想では平年並みということなので11月下旬頃には見頃を迎えそうです。
秋の空


















ガマズミ


イイギリ


ガマ


コブシ



カラタチ



カリン



ヤブサンザシ


ヒイラギナンテン


ヤナギタデ


コセンダングサ


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野鳥界の黒服軍団と白服軍団

2024年11月06日 | 野鳥
最近、世間を震撼させているブラック案件やホワイト案件のことではなくて野鳥のお話です。カワウが仲間を募って、集団で魚を浅瀬に追い込み捕食するという行動を繰り返しています。野鳥界のブラック案件と言ってもよい行動です。一方のダイサギは、魚を捕る時に集団で追い込むことはなく、個々のダイサギが待ちの姿勢で魚を捕まえます。魚を捕って食べることには違いはないのですが、カワウに比べれば優しいものです。
カワウとダイサギ
カワウの追い込み漁です。
集団で沖合から浅瀬にと魚を追い込んでいきます。



カワウ








ダイサギ


これだけの数のダイサギが、同じ池に集まるのは珍しいことです。














カワウとダイサギ


オオバンとダイサギ
オオバンも集団で行動しています。
ダイサギの餌は、水生植物や陸上植物の種子、貝や甲殻類,小魚,昆虫等です。







野草の種を食べているようです。




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