IKUTO-bot

アッラアアア

友達多い=コミュ力高いという・・・ コミュニケイション能力の謎。

2019-03-14 | 論じてみた

今回はコミュニケーション能力、というものについて、少々考えてみたので

自分がコミュ障だな、と感じる人の何か参考になれば、、、


ある日のこと、「いくとはコミュ障だよね。」そんな言葉を友人から言われました。。
え、何で??と思い、確かに友達は少ないけれど、会話とかなら普通に出来るし、初対面の人にでも緊張せずに話せるよ!と言い返しました。

よく話し合ってみると、その人の意図では、

①  僕が上から目線で意見を言うところ。
② 人に対して厳しいところ。
③ 人付き合いが良くないところ。

 上記三点を考慮したうえで、僕をコミュ障と罵ったようでした。



正直なところ、結構イラっとしてしまいました。なぜならそれまで一度もそんな事思ったことも無かったし、初めて人から言われた事で、周りからはそう思われているという事実に深く落胆したからです。



そして落胆と共に、まあ、ないんなら身に付ければいいんじゃね?とも思うようにもなり、コミュニケーション能力について興味と関心を寄せるようになりました。
  
  ということで、今回はコミュニケーション能力についてのお話をしていきます。


上述①~③において、それらはコミュ障の要素となりうるかについて、検討していきたいと思います。


辞書によると、そもそもコミュニケーション能力とは、社会生活において、他者と円滑に意思の疎通が行える能力のことを指すようです。  

 



 つまり、コミュニケーション能力とは、辞書上の意味によると、他者と円滑な会話、意思疎通が出来る能力とされるだけでした。



なので、別に人付き合いが多少悪くても、そして多少上から目線であっても、社会での円滑な意思の疎通さえ出来ていれば、コミュ力が高い、という事ができるかもしれません。あくまで、辞書上の意味だけです。

 ここでいう円滑な意思の疎通とは、相手の言った事に対して、適切な答えを返せるということです。

 案外簡単なことのように思えますが、なかなか難しいから、昨今においてコミュニケーション能力が重要視されているのでしょう。




・①番について

さて、上述①番の上から目線というのは、確かにコミュ障を発する原因の一つかもしれません。

コミュニケーションは、前述のようにお互いの意思疎通を重要視しますので、円滑な意見の交換が望まれます。




そのためには、お互いの立場がある程度平等である必要があります。そうした意思疎通を阻む、一方的な立場の押し付けは明らかにコミュニケーションの障害になっています。





これは直す必要のあるところです。よって①番はコミュ障の要素になりえます。

それこそ、突然上から目線で話しかけられたら、誰だって嫌な気分になりますね。

・②番について

 人に厳しくする、ということについては、相手による事があるのかもしれません。

厳しくされても、それがちょうどいい、と感じる人もいますし、逆に厳しいのは嫌いだ、と感じる人も居ますね。






仕事では厳しい方が締まっていいな、と感じてしまう私ですが、プライベートだとそこまで厳しくすると友達は確かに増えないかも。







脱線しますが、時間にルーズな人には、プライベートでもイラついてしまいます。別に厳しくするわけではないですが、来た時に一言二言忠告してしまいますね。

 本当はそんな事しないほうが関係を続ける上で必要なのでしょう。気をつけなくては。





 以上より、厳しいか厳しくないかでコミュニケーション能力のあるなしを決めるのは相手の性格にもよりますので、事実無根ですね。





これで人をコミュ障とか呼ぶのはおかしい話です。







・③番について

 人付き合いがいいほうが友達ができやすいのは当然の事だと思います。出会いがふえれば友達はできますし、多くのコミュニティに属せば、そこで共有される価値観に抵抗が無くなって、もっと多種多様な人たちと交流しやすくなると思います。









あるステレオタイプ的な基準において、「コミュ力が高い人は友達が多い人」、と考えられる事がよくありますが、これには一理あります。



この論理は詰まるところ、「他者と円滑に意思の疎通が行える→社会に迎合している→友達が多い」、という論法を取っている事が多く、理にかなっていると思います。



しかし、果たして人付き合いがいい人を、そのままコミュ力の高い人、というのには疑問があります。







 ある人がある様々なコミュニティに属しているのなら、そして毎回異なる人と出会う機会があれば、コミュ力高いな、と感じる事はありますが、





 多くの人は、大抵慣れ親しんだコミュニティでのんびりやっています!!



 つまり、友達の範囲は少ないが、一人でいる事はないのでコミュ障には見えないが、実際初対面の人とはなすと無理!っていうひとも多いのではないのでしょうか。




 よって人付き合いで人をコミュ障と判断するのはおかしいと思います。





・結論 

  以上より、①は正しいが、②、③は根拠が希薄だと思うので、友人がこの3点で人をコミュ障と判断するのは間違っていると考えます。





・ちなみに~僕が思うコミュ力高い人~

  


  コミュニケーション下手な人は、自分の意見を述べるのは得意だが(意見の粗探しも含む)、人の話の意図を汲むのは苦手のような気がする。

  コミュニケーションのうまい人は、自分の意見も持っているが、何より他の人の意見や、状態を気にしている。





   要するに、人の意見に耳を傾けて意図を汲み、自分の意見を的確に話せる人がコミュ力高い人だと思います。



 そしてこの理論からいくと。。。僕は断じて、

というよりむしろ・・・・





やめておきます。また会いましょうね~ノシ


コメント    この記事についてブログを書く
« 宝島 10 | トップ | 近い将来、人口減少は人工的... »

コメントを投稿

論じてみた」カテゴリの最新記事