ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

オリジナルBLコミック(35p)「SLACK LINE」 をアップしました

2020年02月29日 | お知らせ
とにかく私「捨て魔」でして。
「ダメだ」と思うとポイポイ捨てます。

大事にしてこなかったもの、それは
「原稿」です;
元原稿、元ファイル、もう形になって出てしまったら後は脱力と共に
「もういいか」
と思ったり、とにかくああすればよかった、これはマズい、読者はどう思うだろうか
と反省しかないので、うっかり見てると自分叩きで鬱になるからです。

鬱といえば
2009年に最後にコミケに出てからは何度か鬱っぽくてですね
そういう時は自信持って「見て!」って言えなかったりするんです。
試行錯誤です。常に自分を叩いてるんです。「これじゃダメ」とか。
そこに厳しい批判が来ると、危険。
メンタルクリニックには2回行きましたが、鬱だか躁鬱だかよくわからないまま
なんか治っちゃいましたが。
要するに「開き直った」ってところです。

「ディレイライン」と、その続きをB-LINEというサークルでやろうと思い
2話ほど描いたんですが
どーもね、もうどうしたらいいかわかんなくて。
まず、「今時」のBL事情がわからないし、とにかく反応はゼロだし
作品の方向性が合ってるのか、2次創作のような補助輪無いから厳しい世界。

今やってる田原坂46みたいに
「たとえ読者が皆無であろうが描くぞ〜!たのしー」なら全然無問題なのですけど
(だって同人誌だから)

さっぱり売れない、見てももらえない上
自分でどうしようと、方向性やテーマで迷っている以上
これはもう続けられない!とギブアップしてしまいました。

そんな続きの作品が
ついに寿命で壊れかけのフラッシュメモリに入ってまして
もう古すぎてクリスタで読み込むとバグる、上書きしようとしても一部ファイル欠損
PSDをクリスタで開いて、救済しながらデスクトップに持ってきた次第です。
手元にあるより、クラウドの方が保存できるというか
ついでだから、「もう無理」と思わず、これはこれで見ていただこうと思いました。
これもPixivに上げてきました。



ラストに続けようとした「引き」ページがあったので
加工して1話完結に仕上げときました。


ーーーーー以下はちょっと作者側からのお話。

今描いてる「雲よ、伝へて! 〜明治報道奮戦記〜」


これの主人公の飛高は行動的で、割と表情も豊かです。
自分から走って行っちゃう系は動かしやすいのです。

「ディレイライン」は倉科先生が企画の時にコウ(画像真ん中)を主人公にと
アドバイスしてくださったんですが、
悠の視点で描いて見たかったので生まれたのが2作目です。
が、難しい。
中央に置くのが難しかったです。

テーマ、
何を伝えたいのかはしっかり持っていたとしても
「本当に正しいんだろうか」って思ったりもします。
難しいですが水面下でそこのストラグルがありすぎると
自分でキレて振り出しに戻り、もう営業一切しなくなる癖ある自分。

でもその時にしかこれは描けなかっただろう、と思うと
特に正解とかはどうでもいいかなと;
思い始めました;

プロでやってくのか同人誌でやってくのか
そんな実力あったらもうとっくに苦労などせず売れていただろうよw
いやあ、鳴かず飛ばずのまま
ここまで来てしまいましたので、後はもう好きにやらせてという感じです。

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