新刊、出来ました。
今回、熊本協同隊がメインです。
明治八年、寄宿制男子校「熊本植木学校」というのができまして
西郷の私学校をヒントにして出来たこの学校は
校長先生を生徒の投票で選ぶなど
西南戦争の後の自由民権運動の先駆けとなりました。
その自由な気風は、河上彦斎の支持者、元勤王党の松山守善(植木学校の教師だった)あたりには奇異に見られるほど。
しかしたった半年で廃校を言い渡されます。
今回の本は、チブサン古墳で有名な山鹿、鍋田の地で
いなくなった協同隊のリーダーで植木学校の校長を探す、
高田露と有馬源内を追いながら
佐賀の乱、台湾出兵、そして植木学校設立までの
すったもんだの青春グラフィティです。
(彼らはもう「素」で個性的で面白いので…
知っていただかないと、もったいないです!)
こちらはメロンブックスでのオマケでついてくる分の
表紙サンプルです。
COMITIA140 他、イベント会場分は
カラーにしようと思ったんで…
なんと今から塗ります;