いむれ内科クリニック

愛知県豊橋市のクリニック
内科・感染症内科・呼吸器内科・アレルギー科

Webサイトを常時SSL化しました

2019-08-11 12:23:00 | お知らせ
「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。当院のwebサイトを常時SSL化(常時HTTPS化)しました。
従来はログイン画面やクレジットカード決済画面のみ暗号化通信(SSL)をするのが通例でした。しかし最近のセキュリティ意識の高まりから、Google ChromeやApple Safariなどのブラウザで暗号化通信に対応していないサイトを表示すると、アドレスバーに「保護されていない通信」「安全ではありません」などと表示されるようになりました。
そこで当院でも常時SSL化して常に暗号化通信をするように改修しました。従来のサイトにアクセスしても自動的に転送されますのでご安心ください。

X線撮影室工事中

2019-07-07 10:03:08 | お知らせ

X線撮影のシステムを入れ替えるため工事をしています。通常の診療には支障がないように、休診日に何回かに分けて工事をします。

皆さんはX線写真(レントゲン写真とも言いますね)はどのように撮影するのかご存じでしょうか。

  • フィルム
フィルムカメラ(銀塩カメラ)と同じように、体のそばにフィルムを置いてX線を照射して感光させます。フィルムを暗室で薬品に浸して処理し像を浮かび上がらせます。フィルムにはX線が通りやすいところは黒く、通りにくいところは白く写ります。撮影してからフィルムができあがるまで5~10分もかかります。フィルムはシャウカステンという照明器具に吊り下げて判読します。
  • CR(Computed Radiography)
画像をデジタルで処理するシステムです。フィルムの代わりにイメージングプレート(IP)を使います。X線を照射するとイメージングプレートの中の特殊な蛍光体(光輝尽性蛍光体)に画像が蓄積記録されます。次にイメージングプレートを読み取り装置にセットしてレーザーを照射します。蓄積記録されたX線のエネルギーに相当する蛍光を発するので、これを読み取ってデジタル化します。画像はコンピューターで液晶ディスプレイに表示できるため、フィルムを吊り下げるシャウカステンは必要ありません。撮影してから画像ができあがるまでの時間は2~3分に短縮されます。またフィルムよりもX線の検出感度が高いため、照射するX線の量が少なくて済みます。
当院では開院時からこのCRシステムを利用していました。
  • DR(Digital Radiography)
CRシステムがさらに進化したもので、イメージングプレートの代わりにフラットパネルディテクター(FPD)を使います。パネルにはシンチレーターというものが塗布されており、X線が照射されると蛍光を発します。シンチレーターの下層には蛍光を検出する半導体(ディテクター)が数百万個も縦横に配置されており、画像を即座にデジタル化します。パネル単体で画像がデジタル化されるため、CRシステムのような読み取り装置は必要ありません。撮影してから画像ができあがるまで数秒と極めて高速です。またCRシステムよりもさらにX線の照射量を低減できます。
当院はコニカミノルタジャパン株式会社Aero DR PREMIUMを採用します。

2018年度インフルエンザ予防接種の受付開始【完全予約制】

2018-09-19 00:06:26 | お知らせ

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。

インフルエンザ予防接種の予約の受付を開始いたしました。任意の接種の方は10月1日(月)から、定期の接種(豊橋市の高齢者インフルエンザ予防接種)の方は10月9日(火)からです。詳しくはいむれ内科クリニックのwebサイトをご覧下さい。

昨年度は一時的にワクチンが品薄状態となりご迷惑をおかけしました。このため本年度は予約なしでの接種はできませんのでご了承下さい。


教えて!ドクターQ&A

2018-03-22 20:39:00 | お知らせ

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。

中日新聞東三河版の「教えて!ドクターQ&A」に隔月で記事を執筆しています。今日掲載された記事は膀胱炎についてです。

  • 膀胱炎は女性に多く、頻尿・排尿時痛・残尿感を認める。
  • 尿の細菌検査を行って診断する。
  • 抗菌薬を服用して治療する。

当院は内科全般の診療を行いますが、その中でも膀胱炎は頻度が高い病気です。膀胱炎のような「感染症」は最も得意とする分野ですので、症状のある方は早めの受診をお願いいたします。


教えて!ドクターQ&A

2017-11-14 23:27:15 | お知らせ

「いむれ内科クリニック」の院長の山本景三です。

インフルエンザ予防接種のお問い合わせをたくさんいただいていますが、すでに予約の受付は終了しており大変ご迷惑をおかけいたします。今シーズンはワクチン製剤の供給が例年より少なく、またその報道により接種をご希望の方が殺到されたようです。

さて当院では今月から中日新聞東三河版の「教えて!ドクターQ&A」に記事を執筆させていただくことになりました。いくつかの医療機関の医師が交替で執筆するため、私の記事の掲載は数ヶ月に1回です。

本日(11月14日)の記事は肺炎球菌ワクチンについてです。詳しくは本文を読んでいただくとよいのですが、簡単にまとめると

  • 肺炎球菌は病原性が強く、肺炎だけでなく侵襲性肺炎球菌感染症という命に関わる病気の原因になること
  • 肺炎球菌ワクチンには23価莢膜多糖体ワクチン(ニューモバックス®NP)と13価結合型ワクチン(プレベナー13®)の2種類があること
  • 2種類のワクチンは効果や接種可能年齢などに違いがあるので、使い分けが必要なこと
  • 肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンはぜひ同時接種で

ということです。

65歳以上の方でお手元に「高齢者肺炎球菌予防接種」のお知らせが届いている方は、お早めに接種をお願いいたします。当院では豊橋市内の方の接種を受け付けています。接種は予約制ですので電話(0532-69-5678)でご連絡下さい。