『身体活動はガンを減らす!』という記事が。
身内に90を超えて元気な家族がいる。先日月遅れのお盆で訪れた際、今取り組んでいる健康体操の会のパンフを見せられ、その圧倒的な数の運動項目に感心させられた。
ほぼ毎日、1万歩以上の歩数を数える仕事をこなす自分でさえ、ちょっと油断をすると手の指や足腰に違和感を覚え始めるくらいで、身体中の、使わない筋肉にわずかな負担を与えるだけで、ささいな痛みを補うかのように周辺が無理を抑える。
数日は良いとして、それを習慣化してサボると、回復への負担が積み重なるように辛くなってくる。
孫たちが、表情ゆたかに顔全体の筋肉を使う様子を見ても、年を重ねた自分たちが、あれほど広範囲に顔全体を動かすかといえば、その答えは明瞭である。
そんなささいな筋肉運動が、衰えを助長し始めていることなど、気付いた時にはかなり手遅れ状態にある。そのためにも、日々の軽い全体稼働動作を習慣づける必要性を感じる。