あんまり期待してなかったのだけど。
大統領と執事の交流を描いたものかな~と、想像してたから。
そうではなかった。
大統領執事として働く黒人男性と、人種差別をなくすために活動する息子。
当然、対立必至。
父は良く働き、信頼される事で黒人の地位向上を目指す。
息子は、自分達が不満な点をストレートに伝える事で黒人ができる事を増やしていく。
どっちが正しいとか言えないけど…。
多分、どっちも正しくて…。
息子は、次第に暴力行為を行うようになった組織を離れる。
自分は人の命を奪う覚悟はないと。そして政治家を目指す。
そこには、人の信頼を失ってはいけない、というギリギリの線引があったようにおもう。
その後父親は、初めての選挙権を手にして、息子がしてきた社会活動の意味を理解する。
お互いが、お互いのやり方を尊重する。
自分のやり方が、絶対ではないと知る。
なかなかできないけどね。
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