ジョージ・W・ブッシュ下の副大統領、ディック・チェイニーが主人公。
大学をお酒が原因で退学するようなだめなヤツだったのに、恋人にハッパをかけられて、心を入れ替え、政治家へと邁進する。
取り立てて優秀なわけでも、演説が上手いわけでもない。
が、ボスには忠実。余計な事を喋らない。なので、ボスに可愛がられ、ボスが出世するのに伴い、彼も出世。
愛する家族に「パパは偉い」と言われ、権力に魅せられていく姿は、いいパパにも見える。
でも。法律って、解釈次第でどうにでもできるんだなあ!
「一元的執政府論(字幕のまま)」。
3権分立はどこに?
大統領はなんでもできる。特に戦時下においては。
恐ろしい。
これが大昔の話でなく、20年ちょっと前の話なのだ。