気まぐれ日記

その時々に、心ひかれるものや気になる事、読んだ本や見たDVDの事を書き留めてます。

最近読んだ本「CLEANこころを洗う技術」

2022-05-22 21:14:35 | 日記
時々、私の脳は暴走する。
とりとめもなく過去を思い出して、こだわってみたり…
何でも否定的に考えて、身動きできなくなってみたり。
自分でも自覚しているが、そういう時の自分をどう扱えばいいのか、うまくいかずに困っていた。

この本は、タイトルに惹かれて読んでみた。

読んだけど、正直、著者の言いたいことを理解しているとは言えないかも。
ただ、自分なりに解釈した点は…

食べ物に気をつかったり、運動したりして身体の健康を保つように、こころも健康でいるためにはメンテナンスが必要なんだということ。

そのメンテナンスをすることで、自分のエネルギーを無駄なく目的のために使う事ができる。

メンテナンスは、こころの使い方、技術である。

今自分がしていることに、意識を向ける。
頭の中でぐるぐると考えている時は「今、妄想している」、
ご飯食べてる時は、「今、ご飯を食べている」(ご飯食べながらスマホ見がちだけど)、
DVD見ている時には「今、椅子に座ってDVD見てる」(頭ん中では、主人公になりきって海で泳いでたとしても)。

そう、けっこううわの空でご飯食べたり、映画の中で主人公が海で泳ぐと自分も泳いでる気になったりして(自分は1ミリも動いてないのに)、

「今」、自分が何をしているのかって、意外にわかってない。

心がそこにないまま、いろんなことをして、そしていつの間にか一日が終る…。


「今」自分が何をしているか、に意識を向けるって、今の時間をより良く使うというか…よりよく過ごすというか…。


これって、よくわからないけど、禅の考え方?
いずれにしても、自分のこころの問題を解決するための技術を伝えようとしたのがブッダなのだ、とのことで…

「宗教」に対する考え方を、少し柔軟にして、役に立つ部分は使わせて頂こうと思っている。

映画の魅力

2022-05-03 21:53:15 | 日記
昔から洋画が好きで良く見ていたのだが、なんとなく違和感も感じていた。
主人公はみんなすごい才能に恵まれていて、困難があっても乗り越えて、ハッピーエンド。
単純に楽しめるのだけど、世の中才能に恵まれた人ばかりじゃないよな~って。

たまたま見た「カセットテープダイヤリー」。主人公はイギリスに住むパキスタン移民。彼の息苦しさはすごく共感できた。それからはインド映画を探して見たりしていた。


「ドリーム」は「ミッションマンガル」みたいな感じかな~と思って見てみた。
そこには、60年代アメリカ社会の黒人差別の様子が描かれていた。トイレも水飲み場もバスの座席も別々。給与形態も別々。エトセトラ…。
私だったら…、自分の努力の及ばないところでこんなふうに差別されたら、どんなに努力しても無駄だと拗ねてしまう!
自分の能力を発揮しようなんて思えなくなると思う。
だけど、彼女たちは、すねたりせずに、時には不満を口にしながらも、自分のできる事を精一杯し続ける。
きちんとした服装からも、彼女たちの意志の強さが伝わって来る気がした。