自販機「コスモス」復活！？

今ではあまり見かける事はなくなってしまいましたが、地方の国道沿いをドライブしている時に、
駄菓子屋やたばこやの脇に赤い自販機を見かける事はありませんでしたか？　

そう、80年代を席巻した（？）おもちゃの自動販売機、コスモスです。

今でも地方でこの自販機の亡き跡を見かけると、胸がしめつけられるような、
せつなさに似た思いにかられる事があります。
記憶の片隅に、幼児期の思い出として駄菓子屋とセットで刷り込まれているからでしょう。
こちらの自販機は一回100円が主で、いろいろな玩具がでてきます。
スライムやピストルのおもちゃやカイロ、
中にはチョロQやビックリマンといったパ○リの商品も多かったです

80年代当時はまだ著作権等の罰則が確立していなかったようで、やりたい放題なところもあったのかもしれません、
結局裁判沙汰になり、会社は倒産してしまったようです。

しかしこの前デザインフェスタに足を運んだところ、なつかしの、あの自販機が！（トップの画像。携帯で撮ったので画像は荒いです）
後ほど検索かけてみたところ、元会社員の方が有志で、、コスモスのページを立ち上げられたようです。

ヤマトコスモス

なかなかセンスを感じるページ作り、そしてMAPにはなんと自販機の亡がらの場所までもが！
さすがにこれを見るためだけに、車で何時間もかかるような場所に足を運ぶ気にはならないですが
現在は「コスモス」のロゴが入ったTシャツ等を販売されているようです。
これを着て、ノスタルジックな気分を振りまくのもよいでしょう。まあ今の10代の人は「は？」て感じだと思いますが。
そしてブログもまだ始まったばかりですが、入社された当時の様子を記されていて非常に興味深いものとなっています。更新に期待大です。

コスモスは山賊のような海賊だった

そしてコスモスProjectに記されていた言葉を転載すると

...コスモスを知らない世代の人たちにも興味を
　持ってもらうような「ノスタルジーポップ」をめざし
　様々な活動を行っています。

とのお話。「ノスタルジーポップ」、まさにコスモスを体現した言葉ではないでしょうか。

また物心つかないころ一度だけ、コスモスの告知テレビCMを見た事がありました。
お花畑でお姉さんたちがはしゃぐ、という低予算な単純明快なものですが、
どこかしら恐怖感を感じ、こちらも未だに幼年期のトラウマとして刷り込まれています。

	愛しのインチキ・ガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー
	池田 浩明
	双葉社

クリックするとどこかで赤い自販機を見かけるらしい


「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT