前の会社の上司に無料チケットをいただきまして、はるばる川崎市民ミュージアム「名取洋之助と日本工房」に足を運んできました。JR武蔵小杉駅からバスで10分、かなり遠いロケーションではありますが、かなり大きなミュージアム。映画の上映も頻繁にされているようです。
この名取洋之助さんは戦前から日本の報道写真、グラフィックデザインのディレクターとして活躍された方で、海外に向けた日本を紹介する雑誌「NIPPON」を創刊した「日本工房」のメンバーでもあります。
今回はこの「NIPPON」の雑誌の遍歴と使用された報道写真等を一挙に公開されたのですが...目から鱗でした。「NIPPON」の創刊号(日本人形のイラストと建物がコラージュされたもの)は見た事あったのですが、戦前で(1930年代)こんなに素晴らしく、前衛的なデザインが展開されていたとは。色使いも、写真によるコラージュ表現も全て当時の日本観を最大限に引き出していたんですね。ぶったまげました。
それもそのはず、紙面デザインにはあの亀倉雄策さん、写真には土門拳さんなど、「ドリームチーム」と呼べる様なメンバーが。今普通の書店に、ポンとこの雑誌がおかれていたら....真っ先に目が行くと思います。
もちろんこの雑誌だけでなく、当時の写真も凄く新鮮に映りますよ。人物だけでなく、生活に使われている道具、町並み等.....見入ってしまってあっという間に閉館時間になってしまったのですが(係員のおじさんに怒鳴りつけられた)、今週の9/3(日)まで公開されているので、良かったらぜひ!次回展示のサヴィニャックも気になります。
クリックすると枕元にオバQが
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP
この名取洋之助さんは戦前から日本の報道写真、グラフィックデザインのディレクターとして活躍された方で、海外に向けた日本を紹介する雑誌「NIPPON」を創刊した「日本工房」のメンバーでもあります。
今回はこの「NIPPON」の雑誌の遍歴と使用された報道写真等を一挙に公開されたのですが...目から鱗でした。「NIPPON」の創刊号(日本人形のイラストと建物がコラージュされたもの)は見た事あったのですが、戦前で(1930年代)こんなに素晴らしく、前衛的なデザインが展開されていたとは。色使いも、写真によるコラージュ表現も全て当時の日本観を最大限に引き出していたんですね。ぶったまげました。
それもそのはず、紙面デザインにはあの亀倉雄策さん、写真には土門拳さんなど、「ドリームチーム」と呼べる様なメンバーが。今普通の書店に、ポンとこの雑誌がおかれていたら....真っ先に目が行くと思います。
もちろんこの雑誌だけでなく、当時の写真も凄く新鮮に映りますよ。人物だけでなく、生活に使われている道具、町並み等.....見入ってしまってあっという間に閉館時間になってしまったのですが(係員のおじさんに怒鳴りつけられた)、今週の9/3(日)まで公開されているので、良かったらぜひ!次回展示のサヴィニャックも気になります。
クリックすると枕元にオバQが
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP
川崎市民ミュージアムは、時々いい企画をやるんですよね。でも、その遠さに負けてしまうんです。しかし、チケットをいただくと行く気になりますよね。自分もそれで佐倉まで歴史民俗博物館へ行きましたから(交通費が~!)
日本工房って聞いた事はあるのですが、全然知識がなくて、恥ずかしいです。コラージュが見たかったなー!土門さんの写真は好きです。特に子供が生き生きとしているような作品は。
それにしても、おじさん、なんで怒鳴ったんでしょうか・・・最近、博物館、美術館の人が優しくなったと思っていたのですが・・・(独り言だったのでは!?)。
若冲は見ることが出来なかったようで、残念でしたね。私も『明日への神話』に行かれませんでした(涙)。でも、また、どこかで見る機会もあると思います。事実、若冲は上野の次は京都博物館へ巡回します。『明日への神話』も大阪の方へ行くと聞きました。縁があればきっと見れますよ♪
コラージュは雑誌もそうですが、当時の博覧会で使われたものはもの凄く大きくて、迫力満点でしたよ。土門拳の写真はいいですよね。あの方の仏像の写真を見ると、無宗教ですが何か崇高な気持ちになります。
館内のおじさん、きっと虫の居所が悪かったんですね。巨人がサヨナラ負けしたとか、いろいろあるんでしょう。
若沖、今は京都で展示されているんですね。岡本太郎も別の場所に移動したようですが、生きている間にはきっと見る事ができると思います...。