仕事をなんとか一段落させてから、ダッシュで東京都現代美術館で開催されているイサム・ノグチ展へ行ってきました。何しろ今日が最終日です。
HPのトップの文字、「ムチ展サグイノ」に見えなくもないかも?
しかしたどり着いたのは夕方5時。ぎりぎり見れるかな~、と思っていたところ長蛇の列が。なんと30分待ちで、5時半から見られても30分間だけ。イサム・ノグチさんの名前はよく知っていても、代表作くらいしか観た事がなかったので、これだけのファンがいる事に驚きを隠せなかったです。
東京DLのように並んだ末にたどり着いた会場内は、わりと余裕を持ってみる事ができました。知らなかったのですが、イサム・ノグチさんはブランクーシの元で6ヶ月間修行した事があるんですね。ブランクーシはロダンの元で修行したみたいですし、それぞれ師匠に影響されずに、自分のオリジナリティを広げているのが素晴らしいです。
作品は、ブロンズから石材、紙製の照明までさまざま。尖った内面を感じさせるものというよりも、人柄を感じさせるような、柔らかでユーモアなフォルムのものが多かったです。こんな作品が家の中にあったら本当に素敵でしょう。引っ越しの時移動、大変そうだなとか、余計な事も考えてしまう訳ですが。
イサムさん(←SHAZNAのボーカルみたいだな)は公園の遊具なども設計されているようで、屋外の展示では作品に子供たちが楽しそうに登って、遊んでいました。
子供の頃、初めて行く公園に赤や黄色で彩られた幾何形体の遊具があると、もの凄く心ときめいたものですが、そんな頃の気持ちを思い出しました。帰りがけに見知らぬ子供が「全部面白かった!」と言っていたのが凄く印象的でした。
最近では札幌にイサムさん設計の「モエレ沼公園」という巨大な敷地の公園が完成したらしく、是非行ってみたいものです...。
ところで、この展示会場である現代美術館、東西線「木場」の駅から毎回歩きで来てるんですが、徒歩15分とかなり遠いんですよ..。コンビニの他には何もない通りに面した、人影もまばらなきな公園を通ってくるのですが、この通りを歩くと...木枯らしの舞うロケーションも相まって「かなり」寂寥とした気持ちになること間違いなし。特に帰り道ですね。例えて言うならば...野良猫たちの集う、うら寂れた街角に「○堀ギター」の古びた看板を目にしてしまった時のような。解ります?この感じ。
運行バスも出ているみたいですが、バスはあえて使わずに帰り道はぜひ、この身に染み入るような寂寥感を味わっていただきたいなと思います。来月はなんとか横浜トリエンナーレも、観に行きたいんですが...。
HPのトップの文字、「ムチ展サグイノ」に見えなくもないかも?
しかしたどり着いたのは夕方5時。ぎりぎり見れるかな~、と思っていたところ長蛇の列が。なんと30分待ちで、5時半から見られても30分間だけ。イサム・ノグチさんの名前はよく知っていても、代表作くらいしか観た事がなかったので、これだけのファンがいる事に驚きを隠せなかったです。
東京DLのように並んだ末にたどり着いた会場内は、わりと余裕を持ってみる事ができました。知らなかったのですが、イサム・ノグチさんはブランクーシの元で6ヶ月間修行した事があるんですね。ブランクーシはロダンの元で修行したみたいですし、それぞれ師匠に影響されずに、自分のオリジナリティを広げているのが素晴らしいです。
作品は、ブロンズから石材、紙製の照明までさまざま。尖った内面を感じさせるものというよりも、人柄を感じさせるような、柔らかでユーモアなフォルムのものが多かったです。こんな作品が家の中にあったら本当に素敵でしょう。引っ越しの時移動、大変そうだなとか、余計な事も考えてしまう訳ですが。
イサムさん(←SHAZNAのボーカルみたいだな)は公園の遊具なども設計されているようで、屋外の展示では作品に子供たちが楽しそうに登って、遊んでいました。
子供の頃、初めて行く公園に赤や黄色で彩られた幾何形体の遊具があると、もの凄く心ときめいたものですが、そんな頃の気持ちを思い出しました。帰りがけに見知らぬ子供が「全部面白かった!」と言っていたのが凄く印象的でした。
最近では札幌にイサムさん設計の「モエレ沼公園」という巨大な敷地の公園が完成したらしく、是非行ってみたいものです...。
ところで、この展示会場である現代美術館、東西線「木場」の駅から毎回歩きで来てるんですが、徒歩15分とかなり遠いんですよ..。コンビニの他には何もない通りに面した、人影もまばらなきな公園を通ってくるのですが、この通りを歩くと...木枯らしの舞うロケーションも相まって「かなり」寂寥とした気持ちになること間違いなし。特に帰り道ですね。例えて言うならば...野良猫たちの集う、うら寂れた街角に「○堀ギター」の古びた看板を目にしてしまった時のような。解ります?この感じ。
運行バスも出ているみたいですが、バスはあえて使わずに帰り道はぜひ、この身に染み入るような寂寥感を味わっていただきたいなと思います。来月はなんとか横浜トリエンナーレも、観に行きたいんですが...。
同じく最終日 息子と楽しんで参りました。
「札幌に行きたい」とは息子の弁です。
エナジー・ヴォイド、自分もかなり気に入っていました。他の方がブログで取り上げると思ったのであえて描きませんでしたが、下から見上げると圧巻でしたね。
お子さんも北海道に行きたいといってましたか!お子さんたち、この展示は十分楽しめたみたいですね。
そして温かいコメありがとう~♪
おかげさまでやっと冬眠から抜け出せましたよん。(笑
あんまり休んでると世間さまの話題から
置いていかれますもんね(笑
今回は凄かったですよ~。
胃から来ました・・・
そして吐き気、熱とオンパレードです。笑
ということは新型インフルエンザが恐いっす。
予防接種は絶対ですね♪
最近、美術館なんて覗いてないですね。
いいですよね、美術を見る心。
現代美術館は不便なんですよね。
今の時期は上野美術館がステキですよね。
あれだけのたくさんの方が気にかけてくれている...というのはそれだけ慕われている証拠ですね。
chocomamaさんも胃から来ましたか...きつかったですね、自分もこの前胃の調子がひどかったです。過去急性胃炎で2回くらい倒れているので、それかなと思っていたんですが..。
現代美術館、かなり歩きますしね。上野の方が散策できるかもしれません。
P.S.兎兎が一言・・・「急性胃炎を2回もされたのお~?頑張りし過ぎちゃあダメだよ~。体調にはくれぐれも気を付けてね」by兎兎
上記のコメントに、コメントに関係のない絵文字が入ってしまいましたっ!
実は、絵文字ってどうやって入れるんだろう?っていろいろといじくっていたんです。でも、いいように入らないので、まあいっかあって、そのまま投稿ボタンを押したら、下のほうに意味のない絵文字が三つ入っていました。特に「こどく・・・」とは何?訳の分からないことをして、ごめんなさい。
今後の予定は解らないですが、ひょっとしたらにとさんのところでも巡回するかもしれませんね。
兎兎さんの一言、ありがとうございます!兎兎さんもにとさんも、体には気をつけて下さいね。よろしくお伝えください~
絵文字、いいですよね。結構気に入っています。
笑っちゃいましたよ!東京現代美術館!!駅から遠いそうですね。私は方向音痴が激しいので、未だに行けずにおります。
・・・そうですか、「新○ギター」の、もう片方外れてぶら下がっているのを見た時の、あの感じですね。わかります!JRの売店で、パートさんの手書きのポスター「スイカで買い物できます」の”ス”がワルガキによってホワイトで消され、「イカで買い物できます」になっているのを見たときと同じ寂寥感でしょうか。いとかなし・・・芭蕉なら、思わず一句詠んでしまいそうですね。
東京都現代美術館、駅からまっすぐなので迷う事はないと思いますよ~。その間ある種のむなしさも味わえますし。「イカで」ってのもまた、寂寥感ありますねー。..解っていただけますでしょうか、工事現場で、異常にデッサンの狂った「危ないから入ってはいけません」の看板を目にしてしまった時のような..(この手のネタ、つきません)。
その節はお祝いのコメントをありがとうございました。
ぐぐっとガマンしていたんですが、どうしてもガマン出来ずに来てしまいました。
>「危ないから入ってはいけません」の看板
私は海水浴場で、”ようこそ○○海岸へ”の横におぼれている子供の絵(地元の人手書きペイント。しかも、風雨にさらされてはげはげ。たぶんテーマは”元気に泳ぐ男の子”)を見て、「夏も終わりだな」とさみしいような、クラゲに刺されたような、しょっぱい思い出をふとかみしめてしまいました。
最近の工事現場の看板はマトモなのが多くなり、残念です(かわいいどうぶつの絵とか、環境配慮の花の写真など)。是非、あの異次元の画風の復活を期待したいです。また、個人的には、顔が手書きのゴルゴ13モドキかケンシロウ風だったらブログの記事にしても良いと思っております。