横浜トリエンナーレ＆黄金町バザール

横浜トリエンナーレに足を運んできました。3年に一回開催、1800円という値段は高いものの、最寄りの馬車道駅から数カ所が会場になっており一日かけて世界各国の現代美術を堪能できるイベントです。
今回は前回に比べて、映像作品が多かった気がします。中には日本人では到底表現しないような、超グロテスクなものや夢に出てきそうなR15指定作品もありました。聞けば海外でも裁判沙汰になったらしい。どんな作品かは足を運べば解るかと思いますが、お食事の前には避けた方が良いかと。。
個人的には前回の方が会場の大きさも手伝ってか規模の大きい作品が多く、好みではありましたが今回の展示も充分堪能できました。人気のある展示も多数あり、勅使川原三郎さんの作品は30分待ちで見る事ができませんでした。


ペーター・フィッシュリ & ダヴィッド・ヴァイスの作品。クマ（見てくれはパンダ
）とネズミのオブジェ、この他にもこの動物たちが宮殿を徘徊する映像作品を展示していました。


人形を使った歴史上の人物が登場する映像作品もありました。ペドス・レイエスさんの作品。シリアスな内容の中ユーモラスで、たくさんの人の目を引いていました。

赤レンガ倉庫ではミランダ・ジュライの廊下という作品が印象に残りました。まっすぐな通路に言葉が書いてあり、それを読みながら進んでいくのですが言葉によって考えさせられる、自分の人生を顧みるような参加型の作品でした。待ち時間ありですが、赤レンガ倉庫ではこちらは外せません
今回は午後からの観覧だったので全部は回りきれませんでしたが、午前中から足を運べばじっくり堪能できると思います。30分以上の映像作品も多いので早い方がいいですね。

またその後は赤レンガ倉庫からバスで、黄金町バザールまで足を延ばしてきました。

こちらはいわゆる赤線地帯だった飲食店の軒並みを改装してアートスタジオとし、町並みを新しく活性化しようというイベント。日の出町駅から黄金町駅の川沿いに主に展示されています。
もうあたりも真っ暗になっている中、ひっそりとした川沿いにアートな展示空間があるのがなんともシュールで良かったです。個人的にはもう少し出展できる店舗が増えてくるともっと面白くなるだろうなと思いました。でもやはり治安はあまりよろしくないのか、ところどころに警察がいるのが気になりました明るい時間帯にはワークショップ等も開かれているらしいです。


タイの作家さんによる、ペーパーで作られたフルーツ。購入して組み立てると本物と交換もしてくれるらしいです。



穴のあいた部屋全体が印象的な作品になっています


リアルのび太くん。残念ながら本人はご不在でした。リアル出来杉くんとの対面ならず、残念（笑）
＜追記＞そんな彼の素敵なHPを発見したのでぜひ見てみてください！

のびアニキ

HPによるとなんと来週30日、16時半にトリエンナーレの会場新港ピアにやってくるらしい！マジ会いてえ～！！


どちらのイベントも11月30日までなのであと一週間、足を運んでみてください

クリックすると芸術方面にちょっと興味がわくとか


「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT