犬小屋の中へ

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花より団地/ダンパク3

2009-01-16 23:53:50 | アート
先日花見川団地で開催された「ダンパク3」に足を運んできました。京成八千代台駅からバスで数分、巨大な花見川団地にある商店街の一画で開催された「団地」の魅力を語るというイベントです。

残念ながら何時に終わるのかが解らず、着いたのはイベント終了直前。主催者の最後のコメントしか聞く事ができませんでしたが、その台詞からその思いがひしひしと伝わってきました。「団地で室外機が並んでいるのを見ると萌える」、「お薦めはひばりヶ丘団地」..。なんか綻んでしまう様子でした
イベント後は団地好きな人で熱く語りましょう、みたいな形で多くの人が残っていましたが、おそらくそんな方々の話題について行けない事が容易に予測できるので、そそくさと団地を後にしました。正味20分くらいしかいなかった


会場では写真や下記のDVDも販売されていました。冒険だったので躊躇しましたが、なんだか面白そうです。

団地日和 [DVD]

アルバトロス

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スチレンボードで作成された模型。「昭和」を感じさせます。


自分はというと「団地」に萌えを感じるか?というとそんな意識はすっかり忘れていたんですが、改めてその視点で巨大な団地群を眺めてみると幼少期、団地住まいだった頃に感じた感覚が戻ってきました。夕暮れ時になると強く意識される団地の巨大ロボットのような荘厳なシルエット、左右に団地を挟んで見上げた時の、直方体のパースペクティブな吸引力。
こんな感覚は幼少期に団地で過ごした人には多いのではないでしょうか。


また団地に限らず、モダンな建築物にはグッとくるものがあったりします。せっかくなので、そんな建築物の魅力が存分につまった超お気に入り本をご紹介しておこうと思います。
近代建築再見―生き続ける街角の主役たち (下巻) (エクスナレッジムック)
山口 広,日大山口研究室,宮本 和義
エクスナレッジ

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配水塔や甲子園、教会、醤油工場等の建築物が美しい写真を交え、その建築物の背景とともに紹介されています。
この本は上下巻持っていますが(上巻が東日本、下巻が西日本中心の建築物です)、写真の美しさ、文章の緻密な解説...間違いなく「買い」です。値段は少々張りますが、何度眺めても楽しめます。

「団地萌え」「工場萌え」「廃墟萌え」..以前紹介した「鉄塔萌え」の方による小説もありました。こうした危害のない萌えはいいものですが、この乾燥した季節、「燃え萌え」な人の放火には気をつけましょう。

クリックすると改めて団地の魅力を再発見するとか


「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (理路)
2009-01-18 08:13:10
待って!待って!待って!
ここ・・・!!!
詳しいよ!!!!!
今、もう団地と言うよりマンション的な
感じが多くなってきている様な気がする。
レトロな建物に萌え~です
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こんばんは (matsumo)
2009-01-19 00:50:39
理路さん、こんばんは。ひょっとして。。お住まいだった事もあったりしましたか?団地の中に商店街があったりして、凄く住み心地が良さそうでした。
最近はマンションばかりで、団地的なコミュニティが無くなって来ていますね。団地の中の人との交流とか、昔は楽しかったなあと思いますね~。
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