犬小屋の中へ

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FRENZでの動画公開と後日談など

2014-11-30 13:23:19 | 創作活動・情報
10月に行われたFRENZで公開していただいた「信長クン/映像イベントに出展編」を公開しました。
当日の会場内で通じるネタばかりのため
会場ではそれなりに楽しんでいただけたかと思うのですが
足を運んでいない方、どんなイベントか知らない方は、ほとんど(?)だと思います。
多分下の動画を見ても楽しめないと思うので、
ぜひ来年は足を運んでいただければと…。
web版ではラストのFRENZでの動画にも登場したキャラたちが大幅に増えております

信長クン「映像イベントに参加」編(Youtube)


信長クン「映像イベントに参加」編(ニコ動)


上の話の「エピソード0」の前日談のエピソード↓

信長クン・第五陣「ツイッター」 30秒アニメ


今回の作品の目玉は、まさかの司会者であるお二人、前田地生さんとやんわりさんに
声のご出演をご承諾いただけた…というところですね。
今まで三回、参加させていただいている中で、本当に記念すべき出来事となりました。

〆切当時はとにかく作る猶予がなく、
実質1週間強くらいの期間しかありませんでした。
何とか強力な助っ人であるakausagiworksの赤兎さん
数パートをご協力いただいて完了できた…という具合です。
本当にありがとうございます!

最後までパロディやネタばかりの
どうしようもない内容ではあるのですが、
本来の実のテーマは…
出展者にはもの凄い技術を持ったベテランの方も、
初めてでドキドキしながら処女作を応募された方もいる訳で、
中には複雑な思いを感じて会場を後にした人もいるかもしれません。
しかし、それぞれの完成度云々は抜きとして…
そこに至るまでの気持ちや志しは
優劣なしに、みんな等しく価値のあるものではないかと。
ギャグ要素のフィルターを通しつつも
そんな思いを少しでも感じ取ってもらえれば…というところだったりします。


今回はとにかく、「期間が無いのであれば、出来る限り会場の皆さんに
楽しんでもらえるものを」という気持ちも持って臨んだ訳ですが、
終わってみると、心のどこかで
FRENZという舞台でのみ確実にネタとして生きる
「飛び道具」を使ってしまった…という
自責の念を感じたのも事実でした。
制作時は勢いで作り続けていたのですが、
上映が終わった瞬間「ああ、これは…。」と感じたのでした。

その後、会合の機会があり、
「作品で勝負して欲しかった、勿体ない」という
声もいただきました。
それが自分にとっては刺さった、と同時に
解ってもらえていた事実が、ここ一年で一番嬉しかった言葉でした。
自分の姿勢そのものを問われているようにも感じたので。。

とはいえ、こうして公開させていただく機会がなければ
そんな気持ちを理解する事すらできなかった訳で、
どんな形であれ、やはり改めて目的を持って形にする、というのは
とても大事な事だと思っています

最後は個人的な話になってしまいましたが、
嫌な顔一つせず作業を手伝ってくれた赤兎さん、
短い期間ながら参加してくださった、いつも親身になっていただいている声優陣の皆さん
(今回は、なんと墓守姫を出展された「ガラスの水槽」のイズさんにも
ご本人のキャラ・オゾン役でご出演いただいています)
無茶なお願いにも関らず、快く御請いただいた運営陣の皆様
本当に…ありがとうございました!

ひとまずは、保留になっているスニャホ3話、
来年は「空飛ぶ犬小屋シリーズ」をもう一度
別の新たな形で作りたいなと思っています。

信長クンって何?訳わからないという方はこちら↓か
戦国鍋TVの初期のDVDを見直していただければ…


信長クン 1~3話詰め合わせ



「犬小屋の中へ」公式ホームページ・M's FORMAT
http://www.msformat.com/


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