明けましたね2011

年が明けて初めての更新になります。明けましておめでとうございます！今年の年賀は、時間がないのでこちらの画面をそのまま年賀にしました。。
大晦日は紅白flash合戦の動画アップでバタバタしていましたが、改めて「犬小屋の世界外伝」の特設コーナーをオープンしました。

「Laika 犬小屋の世界外伝」特設コーナー

LaikaのスペルがRaikaと間違えていて、年明け早々にこっそりデータを修正したのは内緒ですww
紅白flash合戦、今年初参加でいろいろdisられるのではと心配していましたが、思いの他温かい言葉をいただいて非常に嬉しかったです。
何より、沢山の方の投稿作品に元気づけられました。
ゲームからおなじみのアスキーアート、完成度の高いドラマ作品・PV作品とジャンルも多岐に渡っていました。どの作品も、作りたい！というエネルギーがひしひしと感じられてパワーをいただきました。これを体感できただけでも参加する価値があったと思います。ご一緒できた事嬉しかったです！何より、今回有志でのイベントという事で、運営担当の方はお仕事や学業のある中本当に大変だった事と思います。本当におつかれさまでした。。



今回公開した犬小屋の世界外伝は、０５年に製作を意気込んでスタートしましたが自分でできる作業量が把握できず、結局途中で断念してしまいました。
それが今回のイベントをきっかけに、三週間くらいで形にできたのは嬉しい限りです、自分の中では完全にお蔵入りでしたから。。当時はもっと長尺のストーリーを想像していました。当時はライカと一緒に主人公の犬もさらわれていく予定でしたし、他の犬たちも登場予定でした。
結果短い尺になってしまったので、もう少し登場人物の心情をしっかりかければよかったんですけど、ネット上で長々した作品を視聴するのはきついので、尺的にはあの位でも長いくらいだったと思います。犬小屋に乗って飛ぶまでの動機づけはもう少ししっかり描かないと、初見の人は唐突過ぎて訳が解らなかったかもしれないですね



０５年当時は今のように簡単にネットで動画や資料が手に入りづらかったので、いろいろ図書館で文献を漁ったり、ロシアの通信販売のサイトを巡ったりしていました（その割には、ほとんど反映されていませんが‥）。
スプートニクというと、通常あの足のついた球体を想像しがちですが、あれは初めて飛んだ1号で、二号は円錐上の形をしており、重量も500kgオーバー。
ストーリーの通り、実際にスプートニク二号に乗り込む犬は、モスクワ市内の野犬から無作為に集められたそうです。数々のトレーニングを経て一番順応性の高い一匹が雌犬のライカだったそうです。
当時米国と冷戦状態にあったソビエト連邦が人工衛星を打ち上げたのは、科学技術の名目と同様に、武力の誇示としての意味合いもあったのはまぎれもない事実だった事と思われます。
たった一匹で戻る見込みのない人工衛星に乗せられた犬の心情はどうだったでしょうか。捕われた後の人間との交流以外に、彼女にもかげがえの無い友達がいたかもしれません。またその事実を知ったら、ライカの友達はどう思ったことでしょう。

最後にせっかくなので、参考にしようと思ってチェックした、ロシアの風景がでてくる映画を参考に上げておきます。ロシア映画ではタルコフスキーとか、もっと名作もあると思いますが、とりあえず風景が出てくるってところで。

モスクワは涙を信じない

	ロシア映画DVDコレクション モスクワは涙を信じない
	クリエーター情報なし
	アイ・ヴィー・シー

モスクワ市民の群像劇。字幕無しのを取り寄せたので、途中までしか見てませんが。。ロシアから取り寄せたんですけど、国内でも出てたんですね。。合掌。

ひまわり

	ひまわり デジタルリマスター版 [DVD]
	クリエーター情報なし
	東北新社

ソフィア・ローレン主演の名画。今みても素晴らしい映画です。一面ひまわりのシーンが涙を誘います。後談になりますが、実は「マグカッパ」のひまわりのシーンは、この映画に触発されてひまわり畑にしたのでした。。

こねこ

	こねこ [DVD]
	クリエーター情報なし
	アイ・ヴィ・シー

ロシアが舞台、迷子の子猫が主人公の名画。猫が非常に可愛く、映画も完成度が高い。年齢性別問わず、台詞無しで楽しめる作品です。

ロシアより愛をこめて
若き日のショーンコネリーが出演。こちらも触り程度に見ました。

またマイライフ・アズ・ア・ドッグという映画も、こちらの出来事をモチーフにされています。本編のストーリーとは関係ないのですが、主人公の男の子の台詞も「宇宙へと打ち上げられたライカ犬にくらべれば、ぼくはまだ幸せだ」でした。

	マイライフ・アズ・ア・ドッグ　【HDマスター】 [DVD]
	クリエーター情報なし
	IVC,Ltd.(VC)(D)

そんな訳で、今年も気持ちが切れないように自主制作に関しても腐らず、めげずでいろいろ続けていこうと思っています。取り柄といえば性懲りもなく続けられる事だと思うので。。

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