いぬくそ看板の向こう側

いぬくそ看板の背景に存在する「人間ドラマ」を紹介するブログです。

ウィンダーくん その2

2020-06-14 20:00:00 | 背景はドラッグストア
ウィンダーくん再び

度々お世話になります、ウィンダーです。

ウィンダーくんについて書き足りなかったので、もう1記事お付き合いいただきたい。

このウィンダーくん、既成のものや手書きのものなど多種多様なのだが、興が乗ってしまった私はTwitterのBOTを作成してしまった。以下のアカウントである。

まぁ内容はこんな感じで、美と健康を目指すドラッグストアにあるまじき不健康のオンパレードである。
 
 

パソコンをいじっていたら、まだbotに登録されていない画像が発掘されたので紹介したい。

胃が胃痛

もう薬とかどうでもいい

たまには真面目なイラストもある

薬局とは思えないギラギラ感

ドラッグストアの健康意識を疑うものばかりである。同業他社の他、ディスカウントストアやスーパーマケットとの競合に打ち勝つための施策であろう事が想像できるが、高田薬局(ウィンダーランドの経営主体)の悪ノリぶりには心躍るものがある。今後こういうドラッグストアは現れないんだろうなと思うと、少し寂しくなった。

(おわり)

アルファロメオ145 その2

2020-05-16 20:10:00 | 背景はドラッグストア
魅惑のウィンダーランド

ウィンダーくんはいつも酔っ払っているか具合悪そうにしている

いぬくそ看板を語る前に、あるドラッグストアの事を紹介させてほしい。前回ちょっとお伝えしていた「ウィンダーランド」である。このドラッグストアが私の街角観察、そしていぬくそ看板撮影の原点だ。

仕事の都合でよく利用していたスーパーやドラッグストアで注目していたのが店内POPだ。チェーン店ごとにテンプレートがあり、それをもとに店員さんが手を加えてオリジナリティを出している。有名どころだとツルハドラッグのつるちゃん、クリエイトSDのヒッポちゃん、くすりの福太郎の福ちゃんあたりだろうか。それらは大手のキャラクターということもあり、マスコットキャラクターらしい愛らしさと落ち着きがある。安心して見ていられる。

ドラッグストア業界のマスコットキャラクター達と一線を画す「ウィンダーくん」とは何者か。ウィンダーランドを展開していた高田薬局は、Wikipediaによると、--かつて存在した日本のドラッグストアチェーンである。 --とある。静岡県を中心に南関東と東海に展開していたが、今はウエルシアに吸収され、存在しない。もちろんマスコットキャラクターのウィンダーくんも消えてしまった。

まずはこの画像を見て欲しい。ドラッグストアのキャラクターなのに酔っ払っている。他にも駄菓子やカップ麺といったジャンクフードを食べたり、健康とは程遠い。薬局のキャラなので、常に体調不良にされているのも趣深い。特筆すべきは、店員さんのオリジナルウィンダーだ。

これは「死にそう」というより「死んでいる」感じがする。何より店員さんの「愛」を感じてならない。ウィンダーくんへの愛着や、お客様へのアピール。ウィンダーくんをうまく使って表現している。

「愛」。いぬくそ看板に通じる概念である。

(つづく)