いぬくそ看板 花物語
いぬくそ看板に欠かせないのは、人の怒りである。
丹精込めて育てた花壇の花に、肥料よろしく犬の糞を放置された事を想像していただきたい。「ありがたい」などと思う人がひとりでもいるだろうか、いいやいない。花壇に糞の放置をされると人は怒るのだ。
それゆえ、花壇には花や人の笑顔だけではなく、いぬくそ看板も花開くのである。
前回のブログで引越しをした事をお伝えした。この街は以前から看板撮影で頻繁に訪れていたのだが、改めて思うのは「花が多い」という事だ。全国的に有名な桜並木(さくら通り)をはじめ、四季折々に花を楽しむことができる。
桜の名所「さくら通り」。毎年春は花見客で賑わう。
例年は桜の季節になると花見客で賑わう通りで、さくら祭りも盛大に行われている。それだけに、今年のコロナの影響が肌感覚で感じられて辛い。犬の散歩も花の手入れも、安全や健康あってこそのものである。コロナの恐ろしさが身に沁みる。
ただ、コロナの影響を最も受けにくいのが犬の散歩であり、いぬくそ問題への影響が無いのもまた残念である。
(つづく)