いぬくそ看板の向こう側

いぬくそ看板の背景に存在する「人間ドラマ」を紹介するブログです。

いぬくそ地図の向こう側 その2

2020-07-28 22:11:50 | 地図の背景にいぬくそ看板

旧聞だが、去る7月10日に「今和泉隆行+空想調査員『空想調査員が見た、空想都市』」を見学した。上の写真はその時電話がかかってきた時の様子である。興奮のあまり写真を撮っていなかったのである。

この企画の地理人さん(地理人レポート)や、タナザキテさん(ブログ・オブ・タナザキ)など、マニアブログフェスタでも空想と地図の組み合わせはマニア心を揺さぶるものがある。

空想地図には特別な想いがある。私は小学生くらいの頃、勉強とは関係なく地図帳を眺めて一日を過ごすような子供であった。静岡の田舎出身だったからか、構造物としての都会に憧れを抱いていた。都市としての都会に憧れなかったのは、単に人見知りだからだ。

スーパーファミコンとかプレステとかで、「シムシティ」や「A列車で行こう」などの都市育成シミュレーションゲームにハマり、夢に自分の想像する都市が出てきたりするほどであった。ゲームの中よりリアルな街で、ゲームの中には存在しない駅前の廃屋化したビルやピンク映画館、風俗店みたいなものもあって、そこで友達とかくれんぼする、みたいな夢だ。いぬくそ看板への興味と同様、人そのものではなく、人の周辺にあるモノへの関心が強い。

前回の投稿で、松戸市周辺のいぬくそ看板の分布をまとめたのだが、それを元にいぬくそ看板を空想地図上に設置してみるのも良いかもしれない。空想地図の中のいぬくそ看板の方が、その背景をより伝えやすい気がする。

(つづく)

いぬくそ地図の向こう側 その1

2020-07-26 00:56:57 | 地図の背景にいぬくそ看板

このブログを開始して4ヶ月が経過した。その間、実のところいぬくそ看板の撮影は滞っていた。コロナ禍で看板撮影で遠出できなかったからだ。

そうなると看板撮影以外のアプローチで看板鑑賞を楽しむ必要が出てくる。とはいえ、特別なポリシーを持っていないため、とりあえず写真のGPS情報をもとに、撮影地点を地図に落とし込んでみることにした。以下のGoogleマイマップがそれである。


確実に言えることは、近所の撮影が多いということだ。これでは「近所の撮影はしやすい」くらいの結論しか出せそうにない。今まで感覚的に線路沿いや住宅街で看板を見かけるようなイメージがあったが、地図でみると際立って線路沿いではないようだ。住宅街に多いのは何となくわかる気がする。

今はまだ松戸市とその周辺の写真しかプロットできていないが、これを全国展開するとどうなるか楽しみではある。みなさんにもご期待いただけると幸いである。

(つづく)