市川稔の米(マイ)情報

米(ご飯)消費拡大

米(ご飯)消費拡大(拡大というより減らさないという努力)ということを国家プロジェクトで取り組んでいます。

めざましごはんというプロジェクトです。

涙ぐましい努力ということですね。

やらないよりやったほうがましですが。

国民の食生活を国(農水省)が指導するというのには無理があります。

日本人の食生活そのものが変化してきたのですから強制的に変更することはできません。たとえば農水省に勤めている人は強制的に三度三度の食事は米(ご飯)しか食べてはいけない。
そんなことできなでいでしょ。
農水省の食堂は、ラーメン、日本そば、パンは出さない!
そうもいかないでしょ・・・

民間の努力にすがるしかないのです。

東アジアの国々は総じて米消費激減しています。
食生活が変わってしまったのですからどうにもなりません。

小生は販売側、供給側の努力で開拓してゆく他ないと思っています。

政府や「政治」は農業者に対して自給率を向上させるため、あるいは国内農業を守るためにいろいろ施策を凝らします。
(今回の「米緊急対策」など目先の票目当てであることは明白。福島の県関係の人も困っていた。減反も再度市町村が強力に指導しなさいなどと書かれているからだ。)

小生に云わせれば、

おいおい、需要を開拓するのはメーカーであり、流通業者であり、小売業あるいは中食、外食事業者だろうと。

今回の米緊急対策などは自民党の選挙対策であり来年以降は地獄をみるよ。


自らのポジションをしっかり確保することが大切だ。


米について云えば、米を食べたくないのではなく、

炊くということがネックに
なっている。

一般的にですが。

一方で、米やご飯などに関心高い人は「炊くこと」や「料理を作る」ことに喜びを見出している人も多い。

弊社の商品開発や「米家きゅうさん」に買い物に来てくださるお客様はそういう人を対象にしている。

また、ご飯食ということだけで云えば「おにぎり」「おむすび」は絶大な人気であり商品だ。

米家きゅうさん佐々木店は横浜の鶴見市場という駅に近くにあります。
国道15線沿いにありますが、主人が4時起きで手製の「おにぎり」を握っています。これが大人気!朝6時には開店。隣がコンビニです。朝が一番売れている。手にぎりのおむすびを買い、隣のコンビニで飲み物を買うのが定着している。
(ここのコンビニはおにぎりの売上比率が平均より低いはずだ)
こういう地道な営業のところを評価して欲しいね。

間違いなく米(ご飯)消費拡大に貢献している。


まとまりないが今朝はこの辺で。



追伸
背景を「三丁目の夕日」ぽいのがあったので変えてみました。

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コメント一覧

pai
日本の炊飯機器
炊飯器の話を補足しておいてみます。

http://kaden.watch.impress.co.jp/
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/11/19/1592.html
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/11/21/1599.html

日本国内の電気炊飯器は、台数減少、金額は伸長する
こともあるといった現状のようです。
上のURLとは別な日付ですが、真空式や高級な釜材料
を使った高価な炊飯器も売られています。
上のURLだと松下の安い製品の記事ですが、これ位の
製品でも、かなり中身が充実しています。

ちょっと前に、サンヨーの大ベテランの炊飯器専門の
方の写真や名前の載った記事を新聞かどこかで見て
いますが、白物部門は人の入れ替わりが少ないので、
ベテランの人が活躍することもあります。
おコメの専門家並みにすごい人に見えました。

秋葉原で炊飯器を買って母国へ持ち帰って使う、
外国人や観光客も増えているそうです。
現地米を炊くこともあれば、日本米も炊くのかも。
米国のアメリカ人家庭でも、炊飯器と米食が増え
始めているそうで。
こういった人たちの消費は少ないほうですから、
全体の減少(多消費だった国の減少分)には
追いつかないでしょうけど、コメ文化が世界的には
拡がり始めていることも一方ではあります。

今週のニュースだった「ミシュラン」の日本版も、
和食や寿司の店がかなり多かったそうですし。

寒い冬は、立ち喰いのソバうどん類や、
屋台などでもラーメンの人気が出てきますが、
コメでも、おかゆや茶漬け、アジアの国なら
コメを使った麺類が出てきます。
日本国内産だと米粉製品の価格問題がありますが、
工夫の余地は多いはずです。
寒い冬の神社参りは、甘酒飲んだ記憶もあります。
まめ犬
米は主食でしょうか?
自分もそうですが、米は買わないです。
たま~に買いますけど。

米は日本人の主食という固定観念を見直す時期かもしれませんね。

なぜ高価な炊飯器が売れるのか?
なぜおにぎりが売れるのか?
なぜ高い米が売れるのか?

なぜ米が売れないのか?

市町村が生産調整を指導するのは無理でしょうね。

三位一体の改革で地方財政を疲弊させておいて、今更でしょう。補助金使うことにもコストがかかるのでしょう?

写真きれいですね。
でも、記事の背景が暗くて、一部の文字が見づらいのが残念です。
pai
現役世代の朝は忙しい
家庭の朝は忙しいですからね。

昔は独身の人も、外食が高価で家でコメ自炊でした。
高度成長期からバブル期までの、苦学生や安月給の
若手の人々ががんばってた時代です。
(1980年代は、東大学食の貧乏メニューの新聞記事も
読んだ覚えがあります。現在の学生は金持ちだらけ)

http://komeda.saloon.jp/

名古屋圏(一宮や岐阜が多いという話もある。豊橋付近もモーニング文化圏内)の朝は、喫茶モーニングの
人も多いです。
コメダ珈琲店の東京大田区進出記事がありましたが、
この店の昔の実家は、おコメ屋さんだそうです。

和食モーニングもありますが、多くの店のモーニングの主流はパンかも。

名古屋圏のモーニング文化は、ファストフードチェーンには負けないと思っています。

家庭の男衆がコメ炊いてもいいくらい現代の調理機器は便利になっていますが、
毎朝早くの炊きたて炊飯は、家庭の女性達の大きな負担です。
今は昔と違い、夜更かしの家庭も多いし。

NHKのプロジェクトXは演出過剰で消えましたが、
炊飯器を取り上げた回に出てくる、家庭の主婦たちの苦労話は本当でしょう。
(伝統を守るのは大事だが、現在では主婦イジメになっちゃうでしょう)
家庭という人生の最前線での現場の苦労がわからないうちは、
わからない人たちは、世の中を変えられません。

市川さんが手がけておられる炊きたておにぎりが不味くないのは、本当と思います。
コンビニだと、どんな銘柄米を使ったとパッケージにあっても、美味しくならないですから。
コメ本場の産地の店だと、少しは違うかもしれませんが。

ライスバーガーや、スローフード的に野菜農家の写真や名前を飾るファストフード店も
一部にありますが、なかなか発展してないかも。
まだ工夫が必要なのでしょう。
杉村 敏夫
現実は厳しい!
http://www.subaru25.com
そうですね。

某・大手ハンバーガーショップの旧経営者も「日本のコメ食文化をパン食文化に変えるのだ」と豪語していましたが、ついにそれも出来ずに経営を去られましたね。私はこの時の姿をよく新橋で見かけてました。この厳しい現実が象徴していますよ。

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