売れないには売れない理由がある。
売れるには売れる理由がある。
一番分かりやすいのは同じ人が、
買う立場と売る立場で人が変わってしまうことです
あるそば屋の例。
有名な神社の近くにあるそば屋です。
初詣帰りの人で大混雑。
この時とばかり、いわゆる稼ぎ時ということなのでしょう。
冷たいそばに天ぷら。天ざるを注文。
そばは「ひきたて打ちたてゆでたて」がおいしいですね。
天ぷらは揚げたての熱々が美味しいことは言うまでもありません。
なんと、そばはすでに盛り付けてある。
天ぷらは冷たい。
そばを箸でひとくち分取ろうとすれば、全体が持ち上がってしまうような・・・
出前のそばのような感じでしょうか。
普段はそんなことはありませんよ。
普段のやり方ではとうてい間に合わないと思ってそうしたのでしょう。
食べた客は二度と行かないでしょう。
そうして売れない理由を自ら作っているのです。
たくさん売りたい、少しでも多く儲けたい
目先の売上、今日の売上利益が欲しいためにそうしているのでしょう。
忙しい時ほど丁寧な仕事をするべきなのです。
お客様に並んでいただいても、普段の通り「ゆでたてのそば」「揚げたての天ぷら」を提供し気持ち良いサービスを心掛ければまた来てくれます。
目先の売上利益が欲しいために大きなものを失っているわけです。
さて、ここからが問題です。
お客の立場で見えることが、自分達が「売る側」「提供する側」だと見えなくなるのです。
昨日スタッフと今年の方針を確認し合いました。
目先少しの損をしよう。
お客様に得を与えましょう。
わが社の商品・サービスに置き換えたらどんなことができるか考えてください。
そうお願いしました。
みんなの気持ちがそう向いた時に大きな力になると思うのです。
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市川 稔
杉村 敏夫
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