市川稔の米(マイ)情報

爆買いの真実

日本を訪れる外国人観光客が増えている。


沖縄から北海道まで日本列島は長い。

四季がありそれぞれの地域に特徴がある。

同じなのは、どこも清潔だしゴミなど少ない。
公衆トイレも綺麗。

食べもの美味しい。

人々は親切。

電車は新幹線含め時間に正確。

安い(円安ということもあるし、輸入品への関税も低いこともある)


日中


日韓


政治的にはうまく行っていない。

が、こと観光に関しては、中国人は日本に行きたい人多い、韓国人も日本旅行多い。

個人でもそうだが、離れたところの人とはトラブル少ないが隣接のところとはなにかと難しい。
植木の枝が出ているとか、ゴミが飛んできたとか、境界がどうのとか。

国や地域も同じでありまして。


ただ、旅行するとなれば話しは別。


近くて自国とは違う世界を見てみたい。


2014年は1341万人の人が日本を訪れた。

10年前2005年は672万人だからおよそ2倍。

2015年1月~3月は413万人だから単純に4倍したら1652万人になる。

今年は1500万人突破は確実と云われている。

1~3でも伸び率は中国がダントツで前年同期比93,2%増だからおよそ2倍ということですね。


詳しくはこちら


私たちも外国に行けば、泊る、移動する、食べる、見学する、体験する、買い物する。

インバウンド需要というものが発生します。


これがその国や地域の経済活動に影響を与える。

もちろん、大きな天災地変や大事件、あるいは戦争が発生したりすれば激減するのでリスクはあります。


日本は観光に適した国であるが、なにせ海に囲まれているし、極東に位置しているので時差もあり観光客は少なかった。


政府は東京オリパラ開催の2020年には2千万人達成を目標にしているがこの調子だと前倒しで達成するでしょう。

中期的には3千万人を目標としている。


そうなると、インバウンド需要は無視できない経済活動ということになります。


人口減、高齢化が進む日本は国内経済はシュリンクして行きます。

そういう中でインバウンド需要は成長する数少ないアイテムということになります。


観光庁の調査によれば、

平成25年のデータですが、日本に来て使った金額は一人当たり136,693円(どうやって算出するのかね?)

これを掛け算すると1兆4167億円になる。

使った金額の多い順では、


1位 中国
2位 台湾
3位 韓国
4位 米国
5位 香港


となっています。


データはこちら



ここにきて中国人観光客の買い物がすごいと話題になっています。


買う数がハンパでない。


日本のお菓子、日本の市販薬、日本の化粧品、日本の電気製品などなど・・・


小生の会社がある東京:町田あたりは外国人旅行者少なかった。

観光地でもないしたいしてみるものないし。

だけど、最近は宿泊している外国人すごく増えた。

やはり中国人が多い。

原町田の商店街はそういう見方をすればすごい観光地になる。


町田に住む娘から報告あり。

夜11時にドラッグストアで爆買いしている人達発見。

店員もその時間は中国人多いそうで。

買い物しているのも中国人。

買い方がハンパない。


そこで目撃したのは買い物かごいっぱいの電動歯ブラシ。


売り場にあるもの全部買ってしまう勢い。


親戚に配るということもあるが、



中国でビジネスしている社長から聞いたこと。



あれは「仕入」だから。


と言うのです。


持って帰り、インターネット通じたりして「売る」のだと。


日本製の商品は高く売れる。


炊飯器など高額品もある。


電動歯ブラシ50個

市販薬100個


それらを上手に売れば旅行費用を捻出することが出来る。


なるほどそういう理由もあるのかと。


どちらにしても増える外国人旅行者を自分たちの街にどう呼び込むか。


楽しんでもらいお金も使ってもらい。


これも地方創生のひとつになります。

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