市川稔の米(マイ)情報

爽やかな気分

家の近くに夫婦だけでやっている焼肉レストランがあります。

たぶん、60歳を過ぎた団塊世代の夫婦だと思います。

久しぶりに行きました。

店に入ると右側に4人掛けのテーブル席が3つ。

左側は厨房になっています。

奥はこあがりになっていて、8人、4人、4人の掘りごたつ式のテーブル席があります。


入口に近いテーブル席は3組のお客さんで埋まっていました。

一番奥の席にどうぞと案内される。


奥のこあがり席、8人掛けのテーブルは先客がありました。

みたところ、おじいちゃん、娘さん2人、娘婿1人、子供3人の7名です。

わたしたちが行った時は子供3人は元気に走り回っておりました。


おじいちゃんが、

「お客様が来たので静かにしなさい」

と子供たちに声をかけました。


小学校低学年と小学校入学前くらいの子供たちです。


聞き分けのよい子供たちです。


その後、一人の子供の誕生日だったようでケーキにろうそくの火を灯しお祝いをしました。

拍手の時は全部の手を使わず、2~3本の指で拍手して周囲に気を遣っています。


そして帰るというか店を出る時の行動に爽やかな気持ちになりました。



それは、


自分たちが食べた食器や皿などを一か所に片付けていたことでした。

同じ大きさの皿を重ねる。

食べ残しがあればそれはひとつの皿に集める。

グラスや瓶なども揃えておく。

テーブルの上はさっと拭いておく。

みんなでやればほんの僅かの時間で出来ます。


片付けに来たお店の人は嬉しい気持ちになるでしょう。


私たちが出る時にも同じことをしたのは言うまでもありません。




実は、子供たちが小さい時は我が家でもいつもそうしていました。

いつの間にかやらなくなっていました。


日本人の細やかさ、思いやり、しつけ。

大切にしたい。



ビジネスホテルに泊まった時どうしてますか?


洗面台、風呂、ベッド、使ったタオル。

使う部分は僅かですね。


ベッドはそのまんま。

洗面台も使いっぱなし。

タオルはあちこち。


部屋掃除に来た人はどう感じるでしょう?


ベッドも直し、洗面台もさっと拭いておく、浴槽もお湯でさっと流しておく、使ったタオルは一か所にまとめておく。

ほんの少しの気遣いでみんなが気持ちよくなる。


金払っているのだから散らかすのは当然。

掃除の人は仕事でやってるのだからそんなこと気を遣う必要などない。


そういう考えもあるでしょう。



私は前者です。





爽やかな気分になる。


そうすればもっと明るい日本になるでしょう。

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