揺れる秋

東洋経済、週刊ダイヤモンドという経済誌が揃ってコメ問題を取り上げた。

専門ではない記者が短い取材でよくまとめていると感心した。

専門外の人に分かりやすくするのが大切。

どちらもタイトルが過激。

週刊誌などはタイトルが命と言っても過言ではない。

店頭売りの場合はそのタイトルで売れ行きが左右されるからだ。

興味本位で煽るだけの内容でないのは経済誌だけのことはある。

読者は圧倒的に男性だろう。

マスコミは同業の記事や番組を見て参考にしている。

ニュースソースとして活用しているので似たような内容が出てくる。

取材先も同じようになるのはそのためだ。


こちらはプロとして冷静に判断したい。

長年の経験では予想の反対になることが多い。

このブログでも書いたが、2011年のコメ相場は西高東低のスタートだ。

東日本のコメどころがセシウムの問題で敬遠されているからだ。

ただ、千葉県で安全宣言出したようにほとんどの地域でそうなるだろう。

不安から目先の手当てをしている。

あとひと月、10月の声を聞けば現実が見えるし分かる。


多くの予想の逆張りがある。


全体と部分の話し。

全体を眺めながら自身の部分のことを考える。

流されてはいけない。


相場に一喜一憂しない。


行政のやることは遠くから眺めるように。
（どっぷり入ってはいけません）


長いスパンで物事をみる。


目先の情報で動かないように。